見出し画像

脊柱って骨何本あるの?

こんにちは
荒木魁人(あらきかいと)です。

今回は人体の骨シリーズ第二弾の脊柱について書きます!

脊柱とは?

脊柱とは簡単に言うと背骨のことです。

人の脊柱は頚椎(7個)・胸椎(12個)・腰椎(5個)・仙骨・尾骨で成り立っています。
脊柱は生理的に弯曲しており、腰椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯しております。

脊柱は椎骨と椎間板が交互に積み重なり、靭帯ででつなげられています。
椎骨は前方の椎体と後方の椎弓から構成され、椎体と椎弓の間には脊柱管という管が首から仙骨上部まで通っています。脊柱管の中には、とても大切な脊髄と馬尾神経が通っています。

脊柱は圧迫骨折や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症で目にすることがあると思います。脊柱はよく略語で記載されます腰椎は「C」と表記され第一頚椎だと「C1」と表記されます。
胸椎は「Th」と表記され第二胸椎だと「Th2」されます。
腰椎は「L」と表記され、第三腰椎だと、皆さんもうお分かりだと思いますが「L3」と表記されます。
カルテでは略字で書かれることが多くあり、カルテを直接見る機会はないとは多いますが、よく使われるので覚えておくと良いかもしれません。

脊柱の役割

脊柱の役割は主に3つあります!
①支持
 体を重力に抗して真っ直ぐ支える役割があります
②運動
 体を曲げたり、伸ばしたり、捻ったり動かすために、脊柱一つ一つが動くことで可能にして動く役割があります
③保護
 脊柱管に通っている神経を守るという大きな役割があります

ここまで読んでいただきありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ

いいなと思ったら応援しよう!