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言葉の壁〈うみいろノートNo.35〉
最近、洋楽歌詞の和訳を毎日見ていることに気がついた。
スティーヴィーワンダー、オアシス、エドシーラン、ブリトニースピアーズ、ケイティペリーetc……。ミーハー丸出し感はあるけれど好きな海外歌手は多い。
普段何気なく曲を聴いている時は、歌詞の意味まで気にすることはなかった。
しかし、ある時「彼らは歌で何を伝えてようとしているのか」という当たり前の疑問を持ち、洋楽歌詞の和訳を調べるようになった。
英語は苦手ではないが得意でもない。
そんな平々凡々な人間でも、優秀な翻訳家のおかげでスマートフォン一つで歌詞の意味を知ることができる時代。
誰もが聴いたことのある曲から、隠れた名曲と言われるものまで。時には静かに心打たれた歌詞もあった。訳の細かな違えはあれど、歌の真意は変わらない。
たまに「日本語は情景描写が秀逸で、英語は心理描写が細やかだ」と言われることがある。
確かにそういった一面もあるかもしれない。洋楽のラブソングは清々しいほどストレートな愛を歌っているし、演歌は情景描写の最前線を行く世界だ。
そういった違いも含めて、最初は言葉が分からなくても意味を知る機会ができれば、より楽しめることが一つずつ増えていく。
ここまでつらつらと語ってきたが、それでも外国語を勉強しようとしない自分自身をいつもながらどうしようもないと思う。笑
それは外国語に目移りする暇がないほど日本語が大好きという裏返しとも言えなくもない……。が、これ以上言うと苦しい言い訳になってしまいそうなので、自分をかばうのはこの辺りにしたいと思う。笑
そうそう、最後に一つ、最近好きな英単語を見つけたので書き留めておきます。
それはエドシーランの代表曲「Thinking Out Loud」で知った¨evergreen¨という単語。
普通は「常緑の、不朽の」という意味だが、比喩として「永遠に続く若々しさ、青春」という風に使われることがあるらしい。
この意味を知った時、僕は人知れず感動してしまった。
エドが「Thinking~」で歌ったフレーズ¨your soul could never grow old, it's evergreen¨(君の魂は年を取らない、永遠に青春なんだ)とともに、僕はすっかり¨evergreen¨の虜になっている。
こんな風に外国語を学べることができたら、知らぬ間に言葉の壁は越えられるのかもしれない。
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