うみいろノートNo.8 ラジオ
何事も一言じゃ表せられない奥深さがある。
友人の影響で聴き始めたラジオもそうだ。
今までエンターテイメントを楽しむツールはテレビやインターネットが主だったが、それらが登場する前から活躍していたラジオ、そのクラシックさに魅了されている。
最初は耳で楽しむのは音楽だけだった。
ダイレクトに響く世界は普段触れることのない、国境も価値観も越えて強烈に憧れを、今も昔も抱かせてくれる。
ほかにも、このマガジンメンバーと出会うきっかけにもなった朗読。
ましてや、自分の作品を美しい声で聴く日が来るなんて思いもしなかった。
耳福とはまさにこのことを示しているんだと強く思う。
ラジオも同様、人に興味を持たせてくれる。
なんでだろう。会ったことすらない人の話は笑いを届けてくれたり、励ましや元気さえ贈ってくれる。不思議な感覚だ。
同じ地球に思いがけない考え方や経験をしている人がいる。
話を聴くことって、本の中の物語や言葉みたいな果てない広がりがある。
僕の中の地殻変動。
ラジオの向こう側にいる人は、先生であり友人であり、もしかしたら大切な人なのかも。うん、きっとそうだ。
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進藤海/六月雨音/ようじろう/小宮千明/モグ。4人のライターがそれぞれの担当曜日に、ジャンル問わずそれぞれの“書きたいこと”を発信。
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