結婚指輪
北川みゆきの「今宵もお待ちしております」がマンガワンで年明け1/4まで既刊4巻ぜんぶ読めます。
バーに訪れる人々の人間模様オムニバス少女漫画です。
元プチコミック年間購読者なので、北川みゆき作品はだいすき。
今の時代もすてきな作品がたくさんあるので少女漫画全盛期に生まれなかったことを残念がったことはなかったけど、リアルタイムで追ってた世代はとても楽しいだろうなと思う。
わたしは高校生からはたちくらいまでの間プチコミ読者で、当時20代の作品の主人公は「すてきなおねえさん」でしかなかった。
ただ今現在20代後半にさしかかり、周囲で話題になることといえば「結婚」「妊活」「セックスレス」「出会い」とかで、も〜〜〜〜うるせ〜〜〜〜!人生を楽しめ!!!!!結婚だけがすべてなのか!????
毎日仕事しておいしいごはん食べてゆっくり眠れればそれで人生最高にハッピーでしょうが!???????
という気持ちになる。もちろん言えない。
一方Aセクのわたしには関係ない出来事だなと俯瞰でみているわたしもいる。
でもやっぱり関係ないなんてことはなくて、友達の事情が変われば今まで通りでいられないし、親からは「あんたが子供産んだらな〜!」ていまだに言われるし(冗談でも勘弁してほしいよね)、パートナーがいないことがさみしいこと、うるおいが足りないことみたいにされてしまう。
主観だけどそれがわたしの周りの人生観なんだと思う。
結婚指輪に憧れとか今まで感じたことなかった。
ただの高い銀の輪っかじゃんって。今でもそう思う。
でも友達とかが結婚指輪し出すでしょ?
そうするとこのひとは人生を約束したパートナーがいるんだなって思うの。
途端にキラキラしたものにみえてくる。
あんなの、人生で誰からも選ばれなかったひとが憧れてるだけだと思ってた。
わたしは母親から超超超愛されてるし、愛を疑ったこともないし、お互いだいすき!ラブアンドピース!それでいいと思ってた。
男女の情じゃなくても親子の情でもわたしには愛し、愛されるひとがいるから。
でも違った。
あれは一生一緒に生きていくっていう特別な意味をもつ輪っかだった。
どうりでみんな左手の薬指にこだわるわけだよね。
うちは両親共に結婚指輪をつけるタイプじゃなかったから、結婚指輪自体が身近なものじゃなかった。
だからこんな気持ちになるなんて知らなかった。
妙齢になるまでわからなかったなんてばかだなあ。
結婚に憧れもなくて、してもどうせ離婚するじゃんっていつも思ってる。
でもそれとこれとは違うんだなあ。
現実知ってても憧れるものがある。
逆に現実知ってるから憧れるのかも。
一度でも約束した関係をいいなって思うのかも。
これから推しのカウコンに行ってきます!
1年の締めくくりとはじまりを推しと一緒に迎えられるのとってもとってもハッピー!
カウコンなんて人生ではじめて!
しかも付き添いで友人がきてくれるのでなにがあってもなんとかなりそうで最高。
今年は推しと一緒に歩んだ1年だったな。
毎日がキラキラたのしくて、ジャグア入れたり、二重にしたり、コンサート通い詰めたり、訪れた場所聖地巡礼したり、クラブとかナイトプールとか今まで足を踏み入れたことのないところに行ったり、推しと出会えたから経験するはじめてのことがたくさんあった。
年明けは推しと同じ位置に同じタトゥーを入れてくる予定!
人生でこんなにひとをすきになることがあるなんて思わなかった。
たぶん「もっと好きになっちゃった」になると思うなあ。
来年もとってもたのしみ。
そう言えることがいまのわたしの誇り!