新たな死刑の形

かなり昔に、「なんで法務大臣は死刑執行のハンコを押しまくらないんだッッ!!俺だったら1年で軒並み執行させてやるのによぉ」と思っていたことがある。

私は犯罪系の解説や記事、動画などを見るのが好きで昔からよく見ている。 
死刑判決を受けるような囚人は更生の余地がないのは当然として、反省もしないし生かしておく必要はまったくない と考えていた。
話によると死刑執行時、首に縄がかかっているその瞬間に床が抜けるボタンは3つあり、刑務官3人が同時に押し、どのボタンで作動したのか分からなくすることで刑務官の心理的ストレスを減らすようにしているらしいよね。

俺なら3つのボタン高速連打してやるよ

さて、実際に死刑囚の刑の執行はまず、いろいろな観点から選別されて死刑執行候補が法務大臣に提案される。
それを法務大臣がオーケーと判子を押せばはれて執行される運びとなるわけだ。

選ばれた死刑囚は当日の朝に房から出されて歩かされる。この時は死刑囚はまだ自分が死刑執行されるとは知らない。
で、歩いた先のドアに入るように言われるんだけど、そこは知らないドアで、死刑囚はその時に自分の刑が執行されるのを知ることになる。
処刑台に立たされると布を被されて首に縄をかけられて、先で書いたように3人がボタンを押して吊るされる。約10分後に縄が下に下がっていき台の下で死亡確認 

これが現在行われている流れだ。

しかし、結局は判子を押さない法務大臣ばかりなので全然死刑は執行されない。確か死刑判決後半年以内に実行されるとかの法律があったはずだけど、全然守られていないのだ。

実際に判子を押した法務大臣には死刑反対派のアホどもから批判が殺到するらしいし、欧州からの批判も必ず届くのでなるべく自分の在任中は死刑執行をしないというやつが多いのが事実だ。

そこで私が約20年前に考えた死刑の方法を一応ここに書いておこうと思う。

・まず、死刑囚の中から執行される人を毎月1〜3人をコンピューターに選んでもらう。
・そして死刑囚全員に首に縄がかかった状態で処刑台に同時に立たす。
・そこで選ばれた奴の足元が抜けてめでたく執行される。
・選ばれなかった奴は選ばれた死刑囚のその瞬間を見ることになり、選ばれなくて良かった と本気で思うだろうし、選ばれたら本当に死ぬんだという恐怖が襲ってくる。
・それを毎月1回、ランダムな日に開催する。

メリットは、コンピューターが選ぶので、職務放棄してる法務大臣の力を借りなくてもゴミを排除できるし、コンピューターが選んだんでねぇと、言い訳ができる、
死刑囚をバンバン減らすことができるのでこいつらを生かしておく無駄な時間がなくなる、
死刑囚に死を感じさせることで少なくとも自分の罪を感じさせることができる、
被害者も、死刑囚が規則正しくノウノウと生きているという理不尽さを感じることが少なくなる、

これが私が20年前に考えた制度です。今だとAIの発展もあるし、もっと上手にブラッシュアップできそうですね。

私の個人的な考えとしては、死刑囚は死んだら苦しみも終わってしまうので、なるべく『自分の順番がくるかもしれない』という恐怖やストレスを長く感じてほしいのです。

数年に一回あるかないかのペースで執行される今の現状だと、死刑囚は毎日を規則正しく過ごしていて、急に刑の執行を知らされて少し時間の動揺のあとにアッサリ死んで終わり。となってしまっています。
それよりは私が考えた毎月ランダムな日に1〜3人という少数が目の前で執行されるほうが奴らは毎日罪を後悔するようになると思います。 

毎月、ランダムな日ってのがポイントだな。
毎月◯◯日とか、第一週の◯曜日 とかって決めてしまうと、死刑囚はその日の直前に覚悟を決めたり、選ばれた場合に少しでもダメージが減るような精神状態を作ってしまう可能性があります。それを回避するために日にちも、人数もランダムに決める。
死刑囚たちに殺められた被害者の不運と同じように、死刑囚にも不運を感じさせることができるです。

この素晴らしい提案は実現されるのが好ましいけど、まあ無理だろうな。

それにしても、日本には死刑制度があって本当に良かった。
絶対に日本から死刑制度をなくしてはいけません。
死刑反対派の理論外れの詭弁に騙されるようなアホが少しでも減ることを祈っています。



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