麻雀は運か? ③

なんで初心者に中級者は負けてしまうのかについては前記事で書いたので、今回はその続き


よく「麻雀は運だ」と言う人がいますが、結論から言うと、それは一応正しいです。

どんなに強い人でも、相手が毎回配牌3シャンテンで無駄ヅモが極端に少なければ勝てません。でもそれは現実的ではなく、ずっと配牌が良い人もずっと無駄ヅモをしない人もいないわけです。

実際にネット麻雀などでは実力で段位とか称号が決まりますが、強い人の平均順位は必ず2.5よりも良くなっています。つまり麻雀は運で左右されるけど、結局は実力がものを言うのです。それは他のスポーツやゲームでも同じで、どんなものにも練習や実力ではどうにもできない運の要素はあります。しかし、そのどの分野に置いても、運で勝ち続けれてる人はただの一人もいないのです。 瞬間瞬間では運が良い悪いは当てはまりますが、長い目で見たときの運の良し悪しは、「いつもは通勤電車で座れないけど、今日は座れたぜ」ってくらいに他人からしたらどうでも良い事なのです。運に一喜一憂せずに、良い時も悪い時もそれを利用することが大事なのです。

とは言え麻雀の特性上、その時の運の良し悪しは勝敗に大きく関わってくるのもまた事実です。

しかし、それは実力が近い相手と打っているときの話で、実力差があると運の要素はほぼ消えます。

例えば、サイコロを振って出た目だけ進めるゲームがあったとします。

実力のない人のサイコロは6面の普通のサイコロだとします。一方実力のある人のサイコロは9面あるとします。

どんなに実力の無い人が運よく456を多く出したとしても、普通に振ってれば平均5を出せる9面サイコロには絶対に勝てません。これはかなり良い例えが出来たと自負しております。

これが運と実力の正体です。運は実力には敵わないのです。

これが実力の拮抗した同じ9面サイコロを持った者同士だと運がいい方が勝ちますが、麻雀は4人でやるものなので4人全員が9面サイコロを持った場が立つことはあまりありません。そこを利用すると自分より実力のある人と打った場合にも負けにくくなる方法がありますが、それはまた今度書きます。

では実際にどうやれば実力が付くのか、結局の所、初心者、中級者に勝てる上級者になるにはどうすればいいのか


を、次回書きます。


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