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本からのメッセージ#2

こんにちは、かとしょーです!

本からのメッセージ#2です!
前回は私が「神様のカルテ」と「それ、勝手な決めつけかもよ」から「止まる」ことの大切さを受け取った話をさせていただきました✨

ですが、僕は前回一番大事な事を伝えそびれていました💦
それは「メッセージに正解はない」ということです。

とても当たり前なことではありますが人によって響く文章や台詞、シチュエーションは異なりますし、その時々の自分が得たいものも異なります。

例えば、「神様のカルテ」なら「地方の医療」とか「一人暮らしをしていて離れた家族のこと」とか他にもキーワードになるものは一杯ありますし、
「それ、勝手な決めつけかもよ」については先日参加させていただいた読書会で「捉え方が変わる本」として紹介いただいたものでした。

実際、「神様のカルテ」については作中の人物である「学士殿」の親の死に目に会えなかったエピソードに今の社会情勢を重ねる人なども多いのではないでしょうか?

ですが、そんな多くの受け取り方が出きるなかで、私は「止まること」の大切さをメッセージとして受け取りました。
これには私が「止まること」を意識していたからというのが大きいのです!

人は元々、意識を向けているものに対しての情報を受け取りやすくなる生き物です。
例えば、カクテルパーティー効果のような選択的知覚と呼ばれるもので「多くの情報の中から特定の情報を受け取る」ものや、
頻度錯誤という「元々あったのに意識を向けた途端に沢山出てきたように感じる」現象だったり、加藤昌治さんが書かれた「考具」という本で紹介された、カラーバス効果というある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象だったり、色々なところで意識を向けたものに対して人の脳が活発に働くということが言われています!

本からのメッセージ、と題しましたが結局は「自分の目的、意図」があって受け取りたいものをメッセージとして解釈しているのです!
勿論、自分を納得させたり、勇気づけたり様々な影響を本から受けることがありますが、
「納得したい」「勇気が欲しい」などの自分の思いなくしてメッセージを受け取ることはありません。

だからこそ本からのメッセージは、今自分が求めているものや意識していることは何か、という自分を省みるためのメッセージでもあります。

なので、本に限った話ではありませんが、印象に残ったことや思った感情、受け取ったメッセージについては、それを解釈した自分の意識まで考えられるとより実りがあるのではないでしょうか?

この記事が読んで下さる皆様が読書を楽しみ自分自身を知る助けになれば幸いです♪
それではまた次の投稿でお会いしましょう✨

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