5/15(日)2days race in 木祖村【総合11位】
レース終了から2週間が経過しているがリザルトが出たので、このタイミングで公開させていただく。
長野県木祖村で行われる「2days race in 木祖村」に参戦してきました。ほとんどの方が木祖村2dayと言ってるけど正式名称は上記。
元々自分は、長野県出身のため意外と接点のあるレースだけど参加するのは今回が初めて。今年は木祖村で学生個人ロードを行うということで、学連強豪校も参戦し例年以上にレースのレベルが上がっているそう。
今の自分の力を確認すること、周りの選手たちのレベルを見ておくことで愛知県に戻った際、選手育成の物差し持てるように目的を持って挑みました。
以下、レポートになります。
■移動
レース前日は実家に前泊してからレース会場まで移動。実家から会場までは1時間30分ほどの距離のため、移動の繋ぎとして活用させていただく。
地元は信州そばが有名で愛知県のそばとはまた違った感じでとても美味しい。個人的におすすめは飯田市の「千秋庵そば店」全国的にも有名なお店。土日は他県の観光客でいっぱいなので、なかなか入ることはできないかもしれないが一度脚を運んでみて欲しい。
■千秋庵そば店
https://goo.gl/maps/Z4YrRuU9gDP7gwkF8
実家を出発、途中木曽町によりチームメイトの高木くんを回収して会場へ。
■目標
イナーメ信濃山形として今回は3チームがエントリー。内1チームはJPTメンバーを主軸とした表彰台を狙う「イナーメ」チーム。残りの2チームはエリートとP1名を合わせたチームにて構成。自分は高木君と香川さんの3名で構成された「アイランド」の一員として走りました。
高木、自分がなるべく総合上位で完走できるよう目標を立て都度まとまって走ることを意識。個人的にJPTチームの「イナーメ」には負けたくなかったので、彼等よりも上のリザルトを目指す。
強豪学連勢も多数いる中、総合10位はとりあえず目標設定したものの、なかなかハードルは高いからチャレンジのつもりで。
■結果
目標としていた総合10位以内は残念ながら達成ならず。正直初日のタイムトライアルありきのレースになったけど、こういうのがステージレースの醍醐味なんだろうなと。
チップ計測未導入、目視によるフィニッシュ、登りゴールでバラけてもタイム差無しの集団フィニッシュだったりツッコミ要素満載だけど、抜群のロケーションで駆け抜ける木祖村のコースは最高だったと改めて感じた。開催にあたり主催いただきました運営の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
それでは、まずは1日目から振り返りたいと思う。
■1日目:タイムトライアル&ロードレース
コースは味噌川ダムを経由する9kmの周回コースでスタート&フィニッシュ地点は2分の激坂ゴールとなる部分があるがそれ以外は基本フラットなコースレイアウト。
▶︎個人タイムトライアル 8.5km 【26位】
・タイム 12:05(トップ+00:57差)
初日1発目はタイムトライアル。ステージレースにおいてここでタイム差を広げられるとかなり優位に立てる。路面はあいにくウエットでコーナーを攻めるには難しいコンディション。例年12分を切るペースであれば10位以内に入れるため指標として走る。
エアロヘルメット、DHバー、後輪をrapideに交換して走る。5分を過ぎたあたりでタレ始めて集中出来なくなる。キツい時こそ自分を鼓舞するもなかなか持ち直せず消耗してしまう、コーナーのロスもあるけどそもそも12分を全力で走れるだけのパワーがなかった。最後の激坂も失速して12:08でフィニッシュ、優勝した早稲田の神村くんとは1分近いタイム差をつけられる結果となってしまった。なんやねんそのタイム...
苦しい中でプッシュできなかった自分が弱かった。そこをカバーできていれば、今回の装備なら12分は切れていたと感じた。まだまだなと
▶︎1日目ロードレース 9km×9周回 81km 【29位】
スタート位置は集団真ん中から。タイムトライアル順のため第二グループからのスタート。6kmのパレード走行を得てトンネルを過ぎたダム管理所からリアルスタート。
始めの1、2周は強度が高い、この時点で調子の悪さを感じた。集団は縦に伸びて15番手以内に居ないと消耗する感じ、自分は30〜40番手付近を走るけどかなりキツい。調子が悪いこともあるけどポジションを上げようにもかなり混沌としている状況、自分より後ろの選手はかなりキツいと思う。
イナーメの北野さんや高杉さん、高木くんも前方で積極的に展開に絡んでいるけど自分はイマイチかからない状態。
日体大、明治、早稲田、京産、往来の学連勢、ホビーだと高岡さん、中里さんが抜きん出た強さ。自分の走りに自信を持ってるように感じる、自分はそこがダメ、思い切りの良さ、チャレンジが欠けていると走りながら感じる。よく言えば慎重、悪く言えば積極性に欠けている。
どこかで休むことを考えていて結局消耗する位置で走り続けている状況。登りでペースアップがあるものの、特に逃げが発生することなく集団スプリントが濃厚に。この時点で40名程度に絞られてラストの上り坂へ、練習仲間の加藤くんがカッ飛んでいくけど自分は全くかからず29位とイマイチすぎる順位でフィニッシュ。
結局何もできなかった、力不足もだけど走り方や位置取りにも改善の余地あり。
■2日目:ロードレース
▶︎2日目ロードレース 9km×14周 126km【12位】
昨日のレースは先頭集団でゴールしたので比較的前の位置からスタート。1日目同様に6kmパレード走行からリアルスタート。1日目より周回数が増えたため強度はそこまで高くない、恐らく皆んな疲労が溜まっているよう。自分は脚の回りも昨日よりも良い感触で終盤まで行けばチャンスはあると感じた。
序盤はイナーメ北野さん、早稲田大仲くんを含む4名の逃げが先行するけどその後吸収。カウンターでRX高岡さん、AX中里さん、京産上野くん、往来篠崎くんを含む逃げが先行。この逃げが強力でラスト2周回まで逃げ続けることに。
自分は中盤以降、集団が消耗したタイミングで前方にポジションをあげて牽引に加わる。15番手以内を常にキープしながら走ると力は使うけど集団後方よりも圧倒的に消耗せずに走れる。メイングループでは総合リーダーの神村くんがジャージを守るため積極的に牽引する。強い
先頭でローテーションできる選手が限られており中切れが多発している。この時点で自分はローテーションも回せているしメンタル的にも余裕があった。最終周回で逃げを吸収してそのまま登りスプリントへ。早稲田大仲くんの番手を取るも爆発力が違いすぎて一気に離される...最後は気力で踏み続けるも後続にズバズバ抜かされて12位でフィニッシュ。
2日目は1日目の反省を活かし、15番手以内をキープできるように走ったことがリザルトアップに繋がった。しかし逃げにチャレンジすることができなかった。特に2日目は自分から動ける状態であったにも関わらず、1日目の不調を恐れてチャレンジしなかった。そこが自分の弱さ、結局最後まで攻め続けた選手が結果を残している。今の自分の課題
練習仲間の加藤くんが3位に入っており、格の違いを見せつけられた。もちろん練習でも強いんだけどこのコースだと全然太刀打ちできそうにないな...とりあえずJPTに上がってくれ。
総合リザルトは11位と目標の10位以内達成ならず。
しかし集団ゴールのタイム措置がなければこのリザルトよりも下の順位で終わっていた。もっとTTでのタイム差を上位勢よりも積めないと厳しい。正直上位10以内の選手達が常に展開を作っていた。彼等との力の差は脚力的にもチャレンジする姿勢も足りていない。
木島平への参加は未定だけど参加できるなら検討してみようと思う。
■レースを振り返って
6年ぶりの開催とのことで、災害やコロナ影響で長引いた今大会。開催にあたり尽力してくださった運営の皆様には頭が上がりません。
そして一緒に走った選手からも刺激をいただけた。若い選手はガンガン攻めるし、エリートの強豪選手との力の差も感じることができた。まだまだ足りないものばかりだけど今回のレースで得た経験を活かしていきたい。
次戦は修善寺で行われる東日本ロードクラシックの予定。
メンバーに選ばれるかはまだ未定だけど、ウエイトきっちり仕上げて登りで対応できるように調整していく。TOJでパフォーマンスが上がった選手にフルボッコされないようにしなければならないな。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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#イナーメ信濃山形
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