12/13 平田クリテリウム最終戦【C1】4位
2020年最後のロードでのレースとして平田クリテリウムに参戦してきました。
前回(9/12)のレースではチームとして積極的に動きましたが、勝利には届きませんでした。
今回は"TEAM ORCA"フルメンバーに加え、研修生の初川選手を加えて万全の体制でレースに挑みました。
■目標
・優勝
・もしくはチームメイトの優勝に貢献
■結果
・4位 (50人中)
■コース
1周2.1km×15周回(計31.5km)
起伏のない平坦なコースに4箇所のコーナー。平均速度はC1クラスで40km/hを軽く超えるハイスピードな展開が予測される。
今日のコースコンディションはホームストレート側が強烈な追い風のため、必然的にバックストレートが向かい風となる。
立ち上がりの際に第4コーナーを10番手以内でクリアしないと脚を使ってしまうため、注意が必要。もちろん第2コーナーの立ち上がりも前目でクリアしなければならない。
今回のレースでのポイントは2つ
①第2・第4コーナーのポジショニング
②ホームストレートでの風向きを考えた戦略
■エントリー選手
2020年最後のレースということもあり、東海エリアの有力選手が集結。
・TEAM BRIDGESTONE Cycling:橋本選手
・Nerebani:川崎選手、古閑選手、和田選手、山内選手
・イナーメ信濃山形:中野選手、高木選手
・岐阜第一高校:西澤選手
・稲城 FIETS クラスアクト:水野選手
・ALL OUT reric:橋岡選手、山田選手
・MKW:大東選手
・松邨柔道クラブ:松邨選手、山崎選手
TEAM ORCAからは森崎選手、前田選手、初川選手、小野選手、自分の5名が参戦。
特に森崎選手、初川選手は過去の平田クリテでもリザルトを残しておりスプリント力に長けている。前田選手と自分はアタックや独走力に自信があるため、チームとしてもバランスが取れており、今回のレースを優位に進めることができると感じた。
トラックメインの小野選手にも期待。
■使用機材
■使用機材
・フレーム
SPECIALIZED S-WORKS SL6
・ホイール
roval clx50
・コンポーネント
DURA-ACE
・クランク、チェーンリング
S-WORKS POWER C 170mm 52-36
・タイヤ (F:6.8BAR R:6.9BAR)
F:コンチ GP5000 R:コンチ GP5000
練習時と変わらない機材。いつも通り
今回はフロントの空気圧を0.1BAR下げる。
結果的にコーナーでタイヤがスリップすることは一度も無く、適度なグリップを感じることができた。
メンテナンスは全て「ニコー製作所」にて。
http://www.niko758.com/
■レース
・走行時間:44分40秒
・Ave:43.5km/h (MAX65.6km/h)
・NP:286W (MAX997W)
・平均ケイデンス:94rpm
・平均心拍:161bpm(MAX187bpm)
40分ほどウォーミングアップ。コンディションはいつもと変わらない、至って普通。
スタート位置はいつも通り最後尾へ。
ローリングスタートの平田クリテにおいてスタート時、前に整列する重要性はないと感じる。
大事なのはローリング解除と同時にポジションを一気に上げれるか。
今回は立ち上がりの際のスピードが速く、ポジションを上げるために2周ほど脚を使ってしまったが、15番手以内までポジションを上げ前々でレースを展開する。
独走力のある橋本選手、古閑選手、水野選手がアタックまたは逃げに入りそうなタイミングには必ずチェックにはいる。
序盤に10秒弱逃げを先行させるも集団に吸収される
レース中盤は展開を見ながらチェックし、危険なメンバーがアタックしたら自分も乗るように意識。
チームメイトの初川選手は積極的に前々で展開しておりコンディションはかなり良さそう。
前田選手も集団を長い時間牽引している。
いっぽう森崎選手は...
森崎:「塩澤さん!立ち上がりでクリートが外れてしまいます...僕のことは気にせず考えてください!」
塩澤:「(マジか...) OK」
脚を使って展開しているメンバーがいる中、スプリントできる森崎選手が機材トラブル🤦♂️
"自分がスプリントするしかない"と判断し作戦変更。(正直スプリントは得意ではない...)
↑コミニュケーション中
ブリヂストンの橋本選手の牽引が強烈すぎるが故、アタックしても捕まってしまうため脚を温存。周回を重ねる毎に、第2・第4コーナーのインターバルで集団は徐々に絞られる。
(最終的には25/50名程度に)
12周回目に1名の選手が飛び出す。
マークしていない選手のためスルーする
他のチームも追う気配なし。
10秒程度開いたタイミングで西澤選手がアタックし先頭へ合流。2名の逃げとメイン集団のままレースが進む。
14周回目になっても差が縮まらず、前田選手が先頭で追走開始。感謝🙏
最終周回でも逃げとのタイム差が縮まらないため3位狙いにシフト。後方から上がる古閑選手、和田選手、川崎選手に合わせてポジションを一気に上げる。後ろにはブリヂストンの橋本選手。
川崎選手がわざと自分の前でポジションを落とす。
前回も同じことをされたので自分はポジションを上げずステイ。案の定、橋本選手が空いたポジションに入り込んできたため素早く番手を取る。
第4コーナーを立ち上がり橋本選手の強烈な牽引スタート!古閑選手、和田選手を一瞬で抜き去り、逃げの2名まで一気に加速する
"このスピードならいける"
と思ったのも束の間、60km/hを超える速度に自分の処理が遅れ速度を上げることができず、逃げの2名に先行ゴールされる。3位争いのスプリントも川崎選手にパスされて4位。
最後はギアを回し切ったと思ったが、どうやらトップに入ってなかった。
個人的にも勝ちたかった今回の平田クリテリウム。結果は残念だったが苦手なクリテリウムでの走り方、駆け引きを含めて成長できていると感じました。
キツさで言うと"JBCF宇都宮クリテ"の方が強度は高いが、東海エリアの有力選手たちの中でも走れたことは自信に繋がりました。
ただ60km/h以上の高速域での展開は課題が残るため改善していきたい。
今年5戦あった平田クリテリウムの総合優勝は川崎選手!2位は古閑選手!
おめでとうございます🎉
AACAでも結果を残しており、来年は少しでもお二人と勝負できるレベルまでには持っていきたい。
↑古閑選手のフライングシャンパンファイト🍾
■TEAM ORCA研修生の活躍
今回の平田クリテリウムを走ったTEAM ORCA研修生3名について触れていこうと思います。
大岩選手(高校2年生)
今回、C1カテゴリ2戦目で前回よりもレベルの高い中、7周回で足切り。悔しいと思うことは課題が見えている証拠なので引き続きトレーニングに励んで欲しい。
彼の実力はこのレベルではないため、周りの選手を意識しすぎず、攻めの走りを!
鈴木選手(中学3年生)
研修生の中で最も自転車歴が短いものの、練習に対しストイックな姿勢を評価している。
だからこそ少しずつステップして上のカテゴリでも勝利を狙える選手になっていただきたい。
安川選手(中学1年生)
恵まれた体格とレースの展開を読む洞察力が高く、平田クリテのU16カテゴリで4勝/5戦と既に中学生のレベルを超えている。
今後の成長が楽しみでならない、いつか世界を代表する選手になれる逸材!
彼らはまだ正式にチーム加入は決まっていない。来年3月で正式な合否が確定するため、残された期間を全力でチャレンジして欲しい。
もちろん自分も全力でサポートしていく。
■次戦に向けて
今年の"ロードレース"はこれにて終了。コロナ禍にも関わらず開催いただきました主催者様本当にありがとうございました。
2020年の総括は別のnoteにて投稿します。
次戦は東海シクロクロスWNP。
昇格できるか!
photo by ひろむ君、今村君、鈴木さん
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