11/28 ツールドモリコロ【キング】優勝🏆
初めに、コロナ禍にも関わらずレースを開催頂きましたバイクナビグランプリ様、そして一緒に練習してくださる皆様ありがとうございます。
ようやく今年1勝できました😢
レースレベルは実業団に及ばないもののキングカテゴリの長く厳しいレースでの勝利はやはり嬉しいものです。
エンデューロでの戦い方や補給についてまとめました。
以下、レポートになります。
■目標
・キングカテゴリ優勝
(レース時間:午前と午後の2時間+2時間の計4時間)
■結果
・優勝🏆 (11人中)
午前の部2時間:2位 86.1km
午後の部2時間:1位 76.5km (計158.1km)
■コース
モリコロパーク内のサイクリングコース5.1km。
1.5kmの緩い登りとスピードの出る下りが印象的なコース。コーナーはそこまでテクニカルではないが集団が密集していると走りづらいイメージ。ドラフティングの影響が強いコースの為、圧倒的に後方が有利。
■補給について
①午前の部2時間
・スポーツドリンク750ml (VAAMウォーター)
・スポーツ羊羹2個
・アスリチューン1個
②小休憩30分
・黒糖パン2個
・レーズンパン3個
・経口補水液OS-1 (500ml)
③午後の部2時間
・スポーツドリンク750ml (VAAMウォーター)
・スポーツ羊羹2個
・アスリチューン1個
補給のポイントはレース30分毎のこまめな補給と、小休憩でのOS-1の補給。
レース終了30分前にアスリチューンで気合を入れる。
個人的にOS-1がかなり気に入っているので長丁場の実業団レース等で積極的に活用してます。
■使用機材
・フレーム
SPECIALIZED S-WORKS SL6
・ホイール
roval clx50
・コンポーネント
DURA-ACE
・クランク、チェーンリング
S-WORKS POWER C 170mm 52-36
・タイヤ (F:6.8BAR R:6.9BAR)
F:コンチ GP5000 R:コンチ GP5000
■レース
①午前の部2時間
・Ave:39.0km/h (MAX60.7km/h)
・NP:227W
・平均ケイデンス:93rpm
・平均心拍:157bpm (MAX190bpm)
キングカテゴリ11名+午前2時間のみのカテゴリ41名の計52名で出走。
キングカテゴリの有力選手は11月のエコパで優勝した牧野選手、All OUTのハッシーさん、柔道Cの松邨さん、午前組だと土井さん
なかなか長距離トレーニングができず平日のインターバルメインのため4時間走り切れるか正直不安でした。
展開は序盤、様子見でホームストレートでアタックをかける。集団を小さくしたいが縦に伸びるだけで、人数を絞るにはいたらない。
自分へのマークが厳しい。アタック後に牧野選手、ハッシーさんにチェックされる。なかなか上手くレースを運べない。
10周回目に土井さんが抜け出してそのまま独走開始。カテゴリが違う為、スルーするがタイム差は広がる一方...相変わらず強い、最大40秒まで広がる。
自分はホームストレートでのアタックを継続、集団にダメージを与え続ける。
時折、集団を引くが極力長く引かず消耗しないように気をつける。(無駄足注意)
最後は集団スプリントになることを考え温存。ラスト600mからロングスプリント。後ろを確認しつつゴールまで全力走。しかしゴール手前で牧野選手にさされてしまう🤦♂️
0.019秒差の2位に沈む。悔しいな...
しかもTOPと11秒以内に9名、まだまだ油断はできない。
午前の2時間は結果的にタイムを失うこととなったがまだ終わりではない。午後2時間が本当の勝負、切り替える。
午前組の優勝は土井さん、ラスト1時間弱独走🏆ハンパない。
②午後の部2時間
・Ave:38.2km/h (MAX57.5km/h)
・NP:219W
・平均ケイデンス:91rpm
・平均心拍:161bpm (MAX184bpm)
小休憩を挟んで、午後の部2時間開始。
午後組は22名+11名と少ないが、午前中の疲労の影響もあり体に力が入らない。他のキングの選手も同様で疲れの色が見える。
序盤は午後組の選手メインで集団を牽引。
キングの選手は恐らくほとんど引けてなかったはず。
8周回目まで完了したタイミングで攻撃開始。午前の部同様にホームストレートでアタック。
スプリントまで脚を温存することはできるが、自分の勝率を少しでも上げる為チャレンジ、すべては勝つために...。
暫定TOPの牧野選手に対して攻撃を継続する。
耐える側の選手の心理状況はE1クラスで嫌というほど味わってきたので、教訓は活かされてると感じた。
"No Attack No Chance"
相手が少しでも有利な状況だからこそ、自分は攻め続けなければ勝てない。プッシュし続ける。
10周回目にアタックからの1人逃げに成功。
向かい風区間で体力が消耗する、苦しいが攻め続ける。最大20秒弱先行し3周回逃げるが、14周回目に入る手前で捕まる。肉体的・精神的にもダメージが大きいが、ライバルたちの表情を確認すると満身創痍、自分もキツいが相手もキツい。
逃げのダメージはあるものの回復すればもう一回アタックできる。
そしてラスト15周回目の登りで全力アタック。牧野選手、ハッシーさんにチェックされるが、再度アタック!後続と10秒差をキープし5分逃げ続ける。
最後は5秒差まで集団に詰められるも無事フィニッシュ。
結果は優勝🏆
ギリギリの戦いだったけど気持ち・走りでも優位に立つことができたことは◎
しかし午前・午後ともに2時間組の選手に先行されてしまったため、まだまだ練習不足。
↑お世話になってる方々と
■次戦に向けて
エンデューロはキツいがやっぱり楽しいと再確認。今回の結果に浮かれずにまた練習に励みます。
次戦はリトルワールドの予定。関西シクロクロスにエントリーできず急遽変更。
メンバーも相当濃いため楽しみです。
自分の得意なコースなので勝ちにいきたい。
#バイクナビグランプリ
#ツールドモリコロ
#キングオブエンデューロ
#優勝
#TEAMORCA