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なんば広場とみなみフェス(大阪183日目)
大阪に来て、半年。
普段、梅田で働き、梅田でアンテナショップを展開していて、成長著しいエリアであることを日々実感しているから、ついつい「キタ」中心に考えがちだが、もちろん「ミナミ」も大事な場所である。
週末、なんば広場で開催された「みなみフェス」に県観光協会と一緒にブースを出展した。当日は大勢のお客さんで賑わい、観光パンフレットも想定以上に配布することができた。
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県観光協会と観光推進課と大阪事務所、そして宮崎カーフェリーのスタッフたち
さて、このイベントの会場となった「なんば広場」。ここは現在「なんばひろば改造計画」による社会実験が行われている真っ只中なのだ。
元々は、南海電鉄のなんば駅前の広場で、高島屋と丸井に挟まれた場所であり、主にタクシープールとして使われていた。しかし、交通の要所でありながら、人が行き交う場所としてのポテンシャルが十分に発揮できていないと考えた地元の人たちが2008年に新たな利活用を提言、2011年には周辺の町会、商店街、企業等の27団体が参加し、「なんば安全安心にぎわいまちづくり協会」が発足、「まちづくり構想」を策定する。
2016年、そして2021年の計2回の社会実験を経て、2023年11月に改修を終えた「なんば広場」部分がオープンし、2025年春には隣接する「なんさん広場」なども含めてエリア全体が完成する見込みとなっている。
↑上記サイトを開くと、中断あたりに「改造前・後」の写真が掲載してある。
一番最初に「この場所を変えよう」と発案した人たちは、2008年の時点でぼんやりとであっても「こうなったらいいなと思う未来」を描いていたのだと思う。
当然、今に至るまでにはタクシー業界をはじめ、さまざまな反対があったことと思う(当たり前のことだ)。今でも「周辺道路の渋滞が酷くなった」という意見を聞くことがある。
それでも「こんな街になったらいいな」という思いを粘り強く説き、仲間を増やし、さまざまな規制を乗り越えて、具現化したことは素晴らしい。もし、街の賑わいと交通渋滞とを比べ、より良い答えがあるなら、またそちらへ舵を取れば良い。
社会はそうやって少しずつ、アップデートしていく。自分もまた「こうなったらいいなと思う未来」を考えていかなくては。
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