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傲慢と善良(大阪312日目)

自分が、このnoteという媒体を使って、ナニゴトかを書いていることもあって、他人の書いたnoteもちょいちょい読んでいる。

なので、知らないうちに影響を受けている面があるのだろう。日頃それほど多くの本を読んでいるわけじゃないのに、「noteで語られた本ベスト10」のうち7冊を読んでた。影響受け過ぎだろ。


さらに、残る3冊のうち、2位の「傲慢と善良」はすでに手元にあって、まさにこれから読まんとしていたところ。俄然、モチベーションもあがったので、さっそく読んでみた。

いやあこれ、しんどい本だ。
なんで2位?w

自分でもよくわかっているからこそ、心の奥にしまっている「自分の一番イヤ〜なところ=傲慢さ」を掘り起こして晒されているような、チクチクと痛い気分で読んだ。「ここまでじゃない」と自分を擁護したくもなるけど、まあそういう要素は間違いなくある(あった)なあ。

傲慢さに限らず、どんなに自分で自覚してたって、改善したいと思っていたって、自分の中の「良くない面」って簡単には軌道修正できない。

そう感じてしまう。
そう思ってしまう。
そう行動してしまう。

小説では、辻村さんらしい物語の回収をしているけど、リアルな人生はね・・・

ほんのちょっとした発言、行動、出会いといったもので、その分かれ道は、さまざまに分岐していく。良きにせよ悪しきにせよ。結局、そういう選択の積み重ねで人生という道はできていく。

敢えていうなら、自分が「良くない面」と思っている部分は、変えようと意識し続けるしかない。ちょっとずつでも「マシ」にはなるはず。

選択次第で、どんな可能性だってありえる。
選択科学のありえーる。

なので次読む本はこれだ(ポチッとな)


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