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俯瞰するチカラ

年末に読んだ①「持続可能な地域のつくり方」。そして今日読んだ②「10年後の仕事図鑑」、③「2030年の世界地図帳」。いずれもSDGsの話であり、ミクロとマクロの話であり、未来の話だった。*特に両端の2冊(①と③)は今年ベスト級に面白かった。

大事なことは「俯瞰するチカラ」だなあ(何を当たり前のことを。でもまだまだ世の中を俯瞰できてないなあという大反省を込めて)

日々働いているといろんな課題が突きつけられますな。処理すべき書類の山、多様な取引先との打合せ、なかなか進まないプロジェクトの進行管理、声の大きなクレーマーへの対応、などなど。ひーん。

そんな日常にあっても、いかに自分たちの「立ち位置」を俯瞰してみていることができるかってことです。

・個人あるいは所属する組織の視点から、地域全体の視点、県・九州といった視点、さらには世界の中の日本という視点へ。

・今日明日という視点から、来週・来月、来年・2〜3年後、10年後、さらには100年後の視点へ。

・あるいは、全く異なるジャンルで起こることも相互に深く関連しているという視点。*③の中に出てくる事例:ナイジェリアにあるチャド湖が温暖化で水位が下がった事がきっかけで、農業・漁業従事者が水不足で仕事を失い→大都市に移り住み→都市部に貧困層が増え→イスラム過激化に勧誘され→テロが増加。

そうやって「俯瞰するチカラ」を持っていないと、「今ここで集中すべきこと」のポイントを見誤ってしまう。

時間・空間の視点を行き来し、相互の関係性を見極めながら、「今何をなすこと」が「より良き未来」に繋がるのかと考え、実践し、アップデートし続けることが大事ですね。今更ですが。

こないだある友人に「最近、インプット過多なので今年はひたすらアウトプット」宣言をしたんだけど、違うわー。全然違うわー。アウトプットの質をあげていくためにもインプットはし続けなくちゃいけない。

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余談:昼飯は、冷凍ご飯に高級お茶漬け、という質素なんだか贅沢なんだかよくわからない感じだったので、富有柿を追加してみたら、まあ、なんということでしょう、贅沢の勝利(@当社比)。

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