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姿勢的ななにか
ぬー。気が付けば2か月も間が空いてしまった。仕事でアウトプットすることが多かった時期だからかも。少しずつペースを戻していかねばの娘。本来は前回の続きを書くところだが、その前にこの2か月の間に感じた「姿勢的ななにか」について書いておきたい。
県から都農町に出向してもうすぐ半年が経過する。家庭の事情もあり、宮崎市内から通勤しつつ、町内に部屋も借りて、週1回程度は都農に泊まっている。
状況だけをみると、実に「中途半端」な関わり方に見えるよなあ。どうせなら住めや、と自分でも思う。
ただ、そんな表面的なことに負けないぐらい強い思いはあるのだ。もどかしい。ああ、もどかしい。もちろん頭だけではダメで、人に触れ、文化に触れて、今の「日常」を自分の身体に入れていかないと、本当に活きた施策はできないと思っている。
そんな中で、印象的だった出来事がふたつあった。
ひとつは都農神社の夏祭り。曜日に関係なく毎年8月1~2日の二日間にわたって行われている町の一大行事である。ぼくは役場の「新人職員」として、20代~30代の職員に交じって神輿を担がせていただいた。
元々腰痛もちな自分なので、だましだまし無理をしない範囲で・・・というつもりだったのに気が付けばランナーズ・ハイならぬミコシ・ハイな感じで没入してしまい、終わってみれば両肩に立派な青アザ+腫れをつくり、腰痛が悪化した(泣)
でもそうやって、祭を見学するだけではなく、がっつり体験したことで、ジワリと「都農人気質」が自分の中に入ってきたように思う。
同じように「太陽と希望のロックフェス」でも思い出に残る出来事があった。
準備では何も手伝えなかった(お客としてお金を落とす係としてはだいぶ貢献したけれど)ので、「せめて」と思い、翌日の会場の片づけに参加した。テントや道具の撤収、膨大なゴミの回収・仕分けなど、実行委員会のメンバーと一緒に汗をかいた。
そうしたら、なんとなく・・・ではあるけれど、スタッフのみなさんから距離を近づけてきてくれた気がした。ちょっとだけ「仲間」になれた気もする。
さて。何を言いたいのかというと。
自分の思いは言葉や態度でずっと示し続けないとわからないよね、ということ。それは心からわきでる「姿勢的ななにか」なんだろう。口先で理屈や理想を語るだけではない、相手とつながっていく「なにか」が必要なんだと思う。簡単ではないけれど。
ということで、真摯に真剣に都農の人たちと未来をつくっていけれたらと思っているのです(マジで)。