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甲斐家の夏休み Day-5(大阪136日目)

あえて設けていたノープランな1日。

前夜に「そろそろ関西旅も終わりだけど、やり残したことは?」と聞いてみると、娘1号から「やっぱりアディダスのスニーカー、欲しかった」との意見。

3日目に心斎橋をウロウロしていた時、気に入ったスニーカーがあったらしい。ところが横にいた妻が「んー・・・」と微妙な反応を示したので断念したものの、ずっとモヤっていたらしい。

娘2号は2軒目に入ったアシックスショップで「めっちゃ可愛い!(本人談)」黄色いスニーカーをとっとと買ったので(まあ末っ子は要領がいい)姉として余計に忸怩たるものがあった模様。

でもまあ、色々な店を回ってみれば、もっといいのがあるやも知れないから「とりあえず梅田行ってみよう」ってことに。

で、早速ルクア1100のABCストアに行ったところ、即、娘1号が欲しかった紫色のスニーカーと再会! 娘1号の顔に笑みが。

「お父さん、どう?」と聞かれたので
「おー!めっちゃかわいいやん!」と答える。
(だって女子は意見を聞いているのではなくて同意を求めているのだから)

娘1号、満面の笑みでご購入。
いやあ、良かった良かった。

その後、街を散策したのち、「口話で話をしない」と言うルールのある「Shojo カフェ」へ。こちらも娘1号のリクエスト。

聴覚障害者が中心となって運営しているカフェで、店内では手話、筆談が原則。大学で手話を覚えた娘1号が、芳根京子さん似の店員さんと、手話でめっちゃ盛り上がっていた。

ぼくは会話に参加はできなかったけれど、おおよそ
・重い難聴があったものの、口話主体で育った
・自分以外の家族は健聴者
・生意気な妹がいる
・大学に入って本格的に手話を習ったことで世界が広がった
みたいな共通項があるねーって話していることは理解できた。

手話主体のカフェの中では、健聴者である自分たちがマイノリティ。
静かな中に、熱を帯びて語り合う娘1号と店員さんの様子を見ながら、改めて手話という言葉の豊かさを感じる時間だった。

夕方、近所の激うまたこ焼き「うまい屋」へ。
これで代表的な「大阪の食」は一通り食べたかな。

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