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大阪の景気はどう?(大阪124日目)

大阪に来てから、宮崎県庁の本部からよく聞かれるのは「(万博を控えて)大阪の景気はどう?」というザックリとした質問だ。

「ぼちぼちでんな」と大阪風に返したり、「そりゃあ大阪のケーキも甘いですよ」とつまらないボケをかましてもしょうがないので、これまでは「さあ?よくわかりません」と正直に答えていた。

流石にそれでは芸がないなと、色々な機関が分析する経済レポートに目を通してみると、
・経済全体としては持ち直し(もしくは持ち直しに一服感)
・個人消費は改善
・設備投資は増加
・住宅投資は増加
といった感じで、ある程度良い状態ではあるのは間違いなさそうだけど、なんちゃら指数があーだこーだという数字を見るだけでは、その「程度感」については正直わからないままだ。


そんな中、KITTE大阪にアンテナショップ「みやざき館KONNE」がオープンしたこともあって、ここ数日、県の幹部・関係課が続々来阪中。いらっしゃ〜い。

まずは関西エリアのインバウンドの桁違いの多さにみんな驚く。

ほんの4ヶ月前の自分もそうだったように、「外国人がいっぱい来ているらしい」と知識として知っていても、
・うわー通路を歩いている人の半分以上外国人やん
・うわーこのラーメン屋、外国人しか並んどらん
・うわーこの家族、どこの国から来てるんやろう(見た目から想像つかん)
・うわー隣のカップル、見た目で日本人かと思ったらフランス語喋っとる
・・・などということを経験して、ようやくリアルな「肌感覚」を得られる。

まあ、フランス語喋ってるカップルはひょっとしたら、小林市からの旅行者かも知れないが。


一方で、そういうインバウンド客がほとんどいないにも関わらず(つまり日本人だけで)、KITTE大阪は無茶苦茶混んでいる。たぶんオープン直後で海外までは口コミが流れていないだけなので、そのうち発見されてしまうのだろう。KITTE大阪のポテンシャルの高さはすでに確認されたように思う。

さらに今回、県が直接店舗を持ったことにも意義がある。
日頃の肌感覚に加えて、目の前のデータ(売上、来店者数など)も手にすることができるのだ。これは今後のプロモーション戦略を組み立てていく中で、重要な武器になると思う。

県庁本部と、この「肌感覚」や「目の前のデータ」を共有することの意義は大きい。議論の土台ができる。

なので、もっと多くの県職員、いや市町村職員や企業さんたちも、大阪に来て欲しいなあ。ばんちょーが喜んでアテンドします。

*トップ画面は単独でKITTE大阪でのポップアップを展開中の「日南レモン」。めっちゃ美味い!


週末から出かけるので在庫消費中
一人打ち上げ/みやかん



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