首長について考えた

今日は午後まるごと町長との打合せだった。ふたりきりでガッツリ4時間。流石に脳が痺れるレベル。

一般的に首長への評価って難しいものだ。様々な分野にまたがる施策について多面的にみなくてはいけないものだから。


でも、うちの町長は「危機感がハンパない」という一点だけでも、心から尊敬できるなあと思った。これほどまでに自治体としての生き残り策を真剣に考えている首長はそう多くはない。

というか、首長に限らず、公務員全般、どこかしら昭和の体験を引きずっていて、「とはいえ、なんとかなるといいなあ」という希望的観測で仕事をしている(としか思えない)。日頃の忙しさにかまけて(忙しくない公務員なんているのか)、真摯に「次の手」に向き合っていない。

改めて言うまでもなく、こんな時代なのだから、確固たる「次の手」なんてないのだ。道なき道を歩まなくていけない。その為には、まずは目の前にある危機から目をそらさないこと。そして、知識や経験を総動員して、でも時にはそれを全部かなぐり捨ててでも、覚悟を持って泥臭くもがいていくしかないのだな。絶対に。

さて。あなたの属する自治体の長は、本気の危機感を持っているだろうか。


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