週末は、生活を整える
平日は、何かと慌ただしい。
朝起きて食事の準備や洗濯などを行い、朝食を食べて新聞を読み、身支度を整えながら子供を送りだして(2人が大学生となり、とうとう残り1人になった)、出勤。1日なんとか働き、帰宅し、洗濯ものを畳み、録画した朝ドラを見ながら晩飯を食べ、食器を食洗機に突っ込み、シャワーを浴びて本を読んだり映画を見たりして1日を終える。
たまに、残業だの出張だの会食だのと夜のスケジュールが変わることはあるが、平日のルーティンはそれほど大きくは変わらない。
5日連続でルーティンをこなしていると(職場では日々いろいろなことが起きるので、なんだか変化の大きい毎日を過ごしているようでいて、生活レベルではそれほど変わったことはない)、徐々に「乱れ」が生まれる。
性格がそれほどキッチリしてないこともあって、たとえば床屋できれいに切り揃えた髪型も、毛の1本1本の自由意志のものとに1日1日と勝手に伸びて、徐々にグラデーションを描いていくように、乱れ、淀み、散らかる。そんなものがだんだんと蓄積していく。
週末は、そういう「乱れ」を一旦リセットする大切な時間だ。
ここのところ、週末に某勉強会の会合だとか、娘1号の引越しだとかが重なってしまい、まるっと休みになったのが3週間ぶりだったので、乱れ指数もかなり上昇していたところだった。
重い腰をようやくあげて、庭の草刈り、八朔と日向夏の収穫、クローゼットを冬物から春物へ、引越しで大量にでた段ボールや資源ゴミの整理、日々たまっていく書類の断捨離、シーツや枕カバーの洗濯、風呂の掃除、ずっと気になってた吉野家のねぎラー油牛丼の摂取・・・
洗車とか、服の断捨離、積読本の整理などは来週へ持ち越しになったが、それなりのスッキリ感にはたどり着けた。いつまでも牛丼が気になっていてはいけない。娘ふたりを引き連れてでも。
スッキリした気分で月曜を迎えることがいかに大事か。次の5daysが大きく乱れないためにも。