友人来阪②(大阪235日目)
友人来阪ウィーク2日目は、岩手からやってきたOさん。
ぼくが地域包括ケア業務の担当時に、国が主催する研修会で先進事例の実践者として講師を務めていた。
医療保険と介護保険という似て非なる制度は、高齢者支援の現場では丁寧な連携が必要。例えば医療側が心身の病気や怪我に対応し、介護側が日々の暮らしを支えるわけだけど、高齢者本人にとっては持病だったり怪我だったりが日常生活にさまざまな支障をきたしているわけで、不可分なもの。
そういう利用者目線での医介連携を実現するために、彼女は、サービス提供側である医師・歯科医師・看護師・薬剤師・栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・ケアマネジャー・保健師・行政職員といったプレイヤーたちを丁寧に丁寧に繋いで、シームレスな関係性を築こうとしていた。
それは、漠然とした「連携」という概念ではなく、現場レベルの非常に実践的なもので、「一次・二次・三次連携」という概念の整理や言語化までしていて、むちゃくちゃ腹落ちしたのを覚えている。
その研修会後の意見交換会で、速攻で名刺交換をし、夜の意見交換会では目の前の席に陣取って根掘り葉掘りそのプロセスを聞き出し、数ヶ月後には宮崎に講師として招聘し、さらには宮崎の有志を連れて岩手に視察にも行った。
そんなこんなですっかり仲良くなったので、ぼくは彼女がポケモンGOのハードプレイヤーであることも知っているw
5〜6年ぶりだったし、お互いの仕事の環境は変わったけれど、気がつけば5時間ノンストップで喋り倒した。尊敬する師であり良き友。楽しかった!