ラジオの強さ(大阪219日目)
3連休の最終日は、「MBSラジオ秋祭り2024」へ。大阪・長居公園。
イベント会場の一角に宮崎県もブースを出して、地頭鶏や焼酎を販売。大阪事務所スタッフもサポートに入っている。まあ、ぼくは非番なので、一観客としての参加である。
MBS(毎日放送)といえば、TBS系列のテレビ・ラジオ放送局だ。ローカル局でありながら、全国放送の「サタデープラス」「プレバト!」「情熱大陸」「魔法のレストラン」やアニメ「呪術廻戦」なども制作する実力派。
そんな局がつくるラジオ番組ではあるが、ラジオはやはり関西ローカルがほとんどで、番組表を見るとベタな番組名がズラリと並ぶ。
・上泉雄一のええなあ!
・ヤマヒロのぴかっとモーニング
・松井愛のすこ〜し愛して♡
・こんちわコンちゃんお昼ですよ!
・福島のぶひろのいいんじゃない?
夕方から夜にかけては、お笑い芸人やタレントさんの番組が多くなるものの、昼間はMBSアナウンサーの独壇場。存在感が半端ない。上泉雄一さん、松井愛さん、福島のぶひろさん(宮崎市出身・みやざき大使)はMBSのアナウンサーだし、その他の番組でもMBSのアナウンサーがアシスタントとして付いて番組を切り盛りしている。
ラジオという媒体は、他の媒体と比べて接触が習慣化しやすい。店の営業中、車の運転中など「ながら聴き」ができる。ある場面・ある時間帯ではラジオはつけっぱなしにされる。
つまり、ラジオは日々の小さな積み重ねができるメディアであり、結果アナウンサーは、リスナーにとって、昔からよく知っている隣人のような存在になるのだ。
そんなこともあって、会場となる長居公園には、朝から大勢の人たちが詰めかけていた。いやー集客力のすごさよ。
年齢層も幅広い。学生のグループこそ、あまり見かけなかったものの(若い層は同じラジオでもFM放送を聴いている)、若いカップル、小さな子供連れの家族、中高年夫婦やグループなど、ほぼ満遍なく多様な年齢の人たちが訪れていた。お陰様で、宮崎県ブースも大勢のお客様で賑わった。
聞くところによれば、関西圏で最も聴取率が高い「FM802」が主催する音楽フェスは毎年数万人規模の動員を集めているようで、ラジオの強さがここでも証明されているように思う。
ラジオ。
この媒体ともう少し距離を近づけて、より芯をくった情報発信ができないものかなあ、と酔っぱらいながらぐるぐる考えるのである。
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