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2024ぼっち大晦日(大阪276日目)
自分史上、3回目となる1人ぼっち大晦日〜新年を過ごしている。
初回は大学3年生の時。12月の後半から年を跨いで3週間ほど、初の海外旅行に出掛けていた。勢いでアメリカ西海岸まで来たまではいいものの、英語もほとんど話せず、予算もカツカツで、緊張感のある旅をしていた。
サンフランシスコ〜ロサンゼルスをうろうろするうちに、少しずつ緊張感に慣れた一方で、ほとんど人と話をする機会がなく人恋しさが募ってきた。そのまま年の瀬を迎えることになったので、人がいっぱいいるところに行きたくなり、急遽アナハイムのディズニーランドで年越しイベントに参加することにした。
ランドの中に入ってから気がついたのだが、そんな年越しイベントには家族やカップル、あるいはグループで来ている人ばかり。ランド内は大いに盛り上がっているのに、むしろめっちゃ孤独という初めての経験。
それでもまあ、見知らぬ人とカウントダウンをし、ハッピーニューイヤー!と声を掛け合うのはそれなりに楽しく、いくつかのアトラクションに乗ったりして楽しんでいたら、このイベントは午前2時で終了なのだと知る。てっきりオールナイト営業だと思い込んでいたのに、パークから締め出された。
ホテルのあるダウンタウンまで戻ろうにも、そんな時間にバスは走っておらず、タクシーに乗るほどお金はなく、結局、始発のバスが走り始めるまで、簡素な屋根があるだけのバス停で、ホームレスの人と一緒に待つしか無かった。1989年元旦の夜明け前、ディズニーランドの横にあるバス停は寒くて寂しかった。
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その翌年は卒業旅行の資金を貯めるために、東京中央郵便局で年賀状の仕分けのバイトをして過ごし、そして35年の時を経て、3度目となるぼっち大晦日である。
今回は、通販で買ったおせちもあるし、アルコールもたっぷりあるし、何より屋根があって布団もあってテレビもある。宮崎の家族とテレビ電話もできる。金とテクノロジーで孤独は癒せるw
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さて。
2024年は、4月から大阪に単身赴任となり、得るものの大きな1年となった。インプット過多。仕事、プライベートでお世話になった皆さんに心からの感謝を。
2025年は、自分にとっても思い入れのある年。介護の仕事をしていた10年前、まさに2025年問題(段階の世代が75歳に到達し、超高齢社会への耐性が求められる)に対応していた。
この社会構造の変化にどう向かい合っていくか。来年も、自分のできる範囲で頑張っていこうと思うー。
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