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祝・高石あかりさん朝ドラ決定(大阪213日目)

2025年後期の朝ドラ「ばけばけ」のヒロインに、高石あかりさんが選ばれた。

高石さんは宮崎市の出身で、現在公開中の「ベイビー・わるきゅーれ ナイス・デイズ」では伊澤彩織さんと一緒にW主演を張っており、さらにシリーズ3作目となる同作は全編宮崎ロケとなっていて、このタイミングでの朝ドラ起用のニュースは宮崎県民として喜びしかない。

しかも、ニュースによれば、2,892人が参加したオーディションを勝ち抜いての選考であり、制作統括のコメントでは「私たちが探していた『松野トキ(主人公)』がそこにいる!と感じました」とのこと。

いやすごいなあ。
絶賛やん。実力やん。
もうこうなれば地元としては大喜びするしかない!



・・・はずなのだが。
若干の苦味を感じないわけでもない。
なぜか。

高石さんが主演する「ベイビー・わるきゅーれ」シリーズは、元々「ある用務員」という映画からのスピンオフで生まれた作品。

高石さんの「顔芸」とも言われる高い演技力と、同じく主演を務める伊澤彩織さんの超高度なアクションが相まって、地道にファン層を広げてきた。

3作目が宮崎ロケとなった背景は全く知らないけど、高石さんが宮崎市出身だからこそ進んだ話であろうと想像する。

ここで思い出すのは、「ベビわる2」の宮崎での公開日のこと。

ぼくは「1」を観て感激し、「ある用務員」を追いかけた上で、「2」の公開を楽しみに待っていた。

宮崎出身者が主演の映画であることをローカルメディアは報道していたので、宮崎県民が多数押し掛けてきていて、混んでるであろうと想像しながら劇場へ。ところが、仕事終わりに駆け込んだ宮崎キネマ館の一番大きなシアターは、自分ひとりの貸切上映であった。ううむ。なかなか貴重な経験。

まあね、「2」はね、一部の映画ファンのみが観ているようなマニアックな映画だったかもしれないから、それはそれでしょうがない、としよう。

でも「3」はさ、「ナイス・デイズ」はさ、宮崎ロケな作品じゃん? 予告編見ただけで、青島やら県庁やらが登場して宮崎県民ならテンション爆あがる。しかも今回、池松壮亮さん・前田敦子さん・大谷主水さん(宮崎市出身)が脇を固めるという、メジャーな作品なのだよ。

それなのにね。
宮崎県内でもちょうど先行公開が始まったタイミングで、たまたま帰省していたので9/23の昼の回を観に行ったら、宮崎キネマ館の一番大きなシアターに20人ぐらいしか入ってなかった。
いやあ、もったいない!

宮崎県民のみなさーん。
全国的にもめっちゃ盛り上がっている「ベビわるナイスデイズ」。
ぜひ劇場で!

イギリスパン


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