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ゲームで時間を溶かした話(大阪139日目)

映画はできるだけ予備知識なく観たいと思っている。

とはいえ、実際に映画館に足を運ぶ(あるいは配信を観る)ためには「面白そう」と思う動機付けが必要で、例えば
・監督や主演俳優が好き
・予告編を観て気になった
・前作が好きだった(パート2とか)
・特定ジャンルに興味がある(サスペンスとかラブストーリーとか)
・誰かが激推ししてた
・何かの賞を受賞した
このぐらいの情報はどうしたって必要だろう。

先日の仕事帰りにふと「映画でも観て帰るか」という気分になった際、ある友人が面白いとも面白くないとも言わず、ただ「観た」とだけ呟いていた映画を思い出した。ちなみにこの友人とは、映画の趣味は必ずしも一致しない。

おー。これぞ予備知識ゼロ。どんなジャンルの映画なのかすら知らない。あえていうなら上映館が「テアトル梅田」というミニシアターなので、そこで上映される部類の(マス向けではない)映画ということぐらい。ひょっとしたら友人も「うわー、めっちゃハズした」と思って呟いたのかもしれないし。

観た映画はこちら
※注)ここからは、ネタバレはしないものの予備知識的な情報は含みます



結論から言えば、ジャンル自体もよくわからない作品で(あえてそうしている)、心の持ちよう(恋愛映画なら恋愛映画の、コメディならコメディ映画の、そのおおよそのジャンルに向けた観る側としての心の準備があるのだが)の不安定さも含めて、概ね楽しむことができた。良い映画体験。欲を言えばあのラストはもう一工夫欲しいところ。

さて。

観終わった後に、何気に公式サイトを覗きに行ってみたら、公開と連動した「推理捜査ゲーム」という企画をやっていた。

この企画自体は公開前のプロモーションとして始まったものだが、自分は映画の内容を知っているので、ゴールの方向性は最初から想像できた。それでも途中の謎解きがなかなか難解で、あちらこちらに迷走しまくって、ようやく全ての謎を解き終えた時には3時間を越えていた。

いやあ、休日の貴重な3時間をトロリと溶かしたなー(慣れている人なら1時間ぐらいで解けるやもしれない)。まあそういう「やっちまった」な気分も久しぶりなので、たまにはいっか。


一人暮らしの朝食再開
一般的な串カツ屋はこんなだなという味(どて焼きも)/七福屋





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