某知事のこと(大阪216日目)
KITTE大阪にアンテナショップを出して以来、店舗をご案内する機会が多い。主には宮崎県庁の幹部や関係者なのだが、今回、A県の大阪事務所からの依頼で、A県の某知事をご案内することになった。
A県は、大阪エリアでいろいろと面白いチャレンジをしている県ではあるものの、アンテナショップは持っていないため、知事が話を聞きたい(あるいは現場が知事に話を聞かせたい?)ということなのだろう。
事前にスケジュールがタイト(10分程度で説明して欲しいとの依頼)と聞いていたので、名刺交換の時間などはないだろうと思い、首から下げた名札で自己紹介をし、すぐに案内をスタート。店舗を出した経緯、店舗運営の手法、現状の課題などを手短に説明した。
A県知事は、若い頃に全国でも有名な地域づくりの取組の実践者であったようで(事前にwikipediaで経歴を調べて知ったw)、いくつか投げかけられるご質問も現場のことがちゃんとわかっている人からのもの。
一通り説明が終わったところで、私の方を向いて
「店舗運営に色々な工夫をされていることがよくわかりました。私たちも、知恵を出さないといけないですね。ご丁寧な説明、ありがとうございました。私は○○と申します」と言って名刺を出された。
正直、ちょっとビックリした。私より立場が上の人であるし、行政同士でもあり、名刺を頂かなくても全然問題ない場面だった。宮崎の知事とも旧知の間柄とのことなので気を遣われたのかもしれないが、それにしてもこういう当たり前の対応ができる人には好印象しかない。某知事には良い人のフラグが立ったw
我が身を振り返って、立場の上下関係等になく、誰に対しても1人ひとりに向き合って、ちゃんと対応しなくちゃなーと反省。
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