伏見と宇治(大阪252日目)
週末に「何もしない」「ボーッとする」ということが、もったいないお化けに負けしまうのが県外赴任中の常。おでかけお化け。
とりあえず、久しぶりに京都開拓に出かける。今回は、伏見と宇治へ。
1)たま木亭(黄檗)
クニャーネという商品が有名なパン屋さん。誰かから教えて貰ったのか、情報誌などで知ったのか。今回行く気になったのは、「宮崎」という名のパンがあったからだ。中に地頭鶏の炭火焼と柚子胡椒が入っている。さらに「硬焼きバター宮崎」という商品もある(パンが違うパターン)。リュックいっぱいに買いまくったw
2)寺田屋(中書島)
あの寺田屋事件の寺田屋だ。ランチの時間調整に寄ってみた。入館料600円。館内に入った瞬間、なんかパチモンくさいなあと思って、後で調べたら当時の建物は鳥羽伏見の戦いで焼失して、のちに再建したものだって。じゃあなんで「弾痕」があるんだよ(苦笑)まあ、そういうヤンチャな商売の餌食になるのも旅のスパイス。
3)月桂冠大倉記念館(中書島)
寺田屋を出て、ガッカリして、周りの見どころを検索すると(※歩きスマホは危険です)、月桂冠のミュージアムがあるというので寄ってみることに。入館料は寺田屋と同じ600円。小さなおちょこ+試飲3杯分含む。ああ、寺田屋との落差よ。本醸造、山田錦大吟醸、純米大吟醸をいただく。全部美味い(雑)
4)長建寺
お堀沿いを歩いていたら偶然出会う。中国風の独特な形をした竜宮門が面白い。建築マニアとして、思わずパチリ。
5)料理屋しん谷(中書島)
随分前に、京都好きの友人たちが「また行きたい」みたいな話をしていたのをメモっていた。前日に何気に調べたらランチに空席があったので思わずポチっと。そこから伏見周辺を回ることにしたのである。
高級店なのに「玉手箱ランチ」は超お得。1品1品がとても美味しかったなあ。すっぽん鍋がまた絶品だった。今度は蟹を食べに行きたい。
6)平等院鳳凰堂(宇治)
歴史に疎く神社仏閣にはあまり興味がない自分でも、鳳凰堂のある平等院は一度行ってみたいと思っていた。池の上に翼を広げるようにして立つシンメトリーの造形美は、現地で見ると一層素晴らしかった。屋上の鳳凰も金ピカで美しい。
7)ミュージアム鳳翔館(宇治)
平等院の敷地内にあるけれど、半地下化していて目立たず見逃すところだった。「梵鐘」「雲中供養菩薩像」などの国宝が目の前で見られるほか、建立時のハデハデな彩色のレプリカも観れる。何より初代「鳳凰像」の造形美。眼福。
京都日帰りショート・トリップ。
朝9時頃に出発して夕方6時前に帰宅。
交通費、豪華ランチ、パンいっぱい、各種入館料を全部足しても1万円ちょっと。
タイパ、コスパの良い1日だった。