食いしん坊(大阪81日目)
ヤン坊、マー坊、食いしん坊。
そうです、私が食いしん坊おじさんです。
食べることが大好きで、美味しいものには目がないんだが、残念なことに?ただの食いしん坊であって、ちっともグルメではない私だ。
「グルメ」とはフランス語のgourmetが由来で、 料理の味や食べ物に詳しい人、つまり食通や美食家を指す言葉らしい。そんなグルメには私がなりたくてもなれないいくつかの理由があるのだ。
・嗅覚が弱い
料理の魅力の大きな要素である「匂い」を感じる力が弱いので、繊細な風味の違いなどが感じられない。以前、ワイン教室に通った時に、まわりの人が「ああ、柑橘系の香りがしますねー」などと言っている中、必死で意識を集中して嗅いで嗅いで嗅ぎまくって「あ。あった!」とやっとこさわかるレベル。
・記憶力が弱い
元々、記憶することがとても苦手。いろんなことが覚えられない。人や物の名前、過去の出来事など、全然思い出せない。今に始まった事ではなく学生時代から記憶系科目が苦手だった(世界史め)。食についても、食べたそばから忘れていくから、データベースが蓄積されない。
・食に関する基礎知識がない
そもそも野菜、魚などの名前・味を曖昧にしか理解できてない。結婚当初、ほうれん草・小松菜・春菊の違いや、アジ・サバ・イワシの違いがわからず家人から呆れられたほど。カレーのスパイスなんて、どうやってもその違いを理解できる気がしない。
こうやって書いてみるとなかなか残念なヤツだなあ(涙)。それでも食べることは大好きなのだ。
とはいえ、その場で、あるいは時間をあまりあけずに「食べ比べ」をすれば、多少なりとも違いがわかる(はず)。つまり短期間のうちに同じ料理を食べ続ければ、味覚のデータベースはアップデートされていくんじゃなかろうか。
なので、食べ比べシリーズを始めることにした。
第1弾のテーマは大阪・コナモン文化の筆頭「お好み焼き」。
連日「お好み焼き」ばかり食べてみれば、きっと違いのわかる男、になれるはず。
・・・と思いながら「ねぎ焼き」を食べた帰り道、いつも行列ができている「うまい屋」に人が並んでいなかったので、脊髄反射で「たこ焼き(8個)」をテイクアウトしてしまった。お腹いっぱいなのに・・・
↑そういうとこだぞ。食いしん坊め。
(メモ)
・D社来訪。K社来訪。
・KITTE協議。イベント協議。