六地蔵について
よく見かける六地蔵
六地蔵は墓地の入り口や、霊場として道端などに置かれていることが多い。
六地蔵の起源やその意味に迫っていきたい。
六地蔵の由来
話の概要
次に記すは神木散策に記されていたものである。「今昔物語集」に似た話があるようでそこからの引用であるかと思われる。
沙門の持ち物
・香炉
仏具の香炉は炭や火種を入れて香を焚いたり、点した線香を立てるための道具である。(香炉 - Wikipedia)
・合掌
手を合わせて合掌をしている。
・宝珠
霊験を表すとされる宝の珠のこと。橋の欄干についた玉ねぎ状のものは疑宝珠という。
・錫杖
杖の頭についた輪っかに鉄の輪(遊環)がついたもので振ると音が鳴る。
・華箱
花かごという場合が多い。法要のとき、散華に用いる花を盛る器。
・念珠
数珠と同じ。
六地蔵が六体いるのはそれぞれが六道を担当しているからとのことであるという。
地蔵菩薩について
赤い帽子とよだれかけも子供の守り本尊であるからだという。
真言はどうやら「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」が多数のようである。
南無地蔵願王尊というのは、地蔵菩薩を讃える真言のようである。
参考文献
神木散策
生活歳時記
農民生活史事典
六地蔵菩薩像(https://www.butsuzou.com/jiten/6jizou.html)
地蔵歎偈 南無地蔵願王尊(http://www8.plala.or.jp/kanjizai/2-6.html)