折本フェアに参加します

本日より30日まで開催される「おうちdeちょこ文」さんの折本フェアに参加しています。

福岡は天神で開催されている同人誌即売会「ちょこっと文芸福岡」さんが主催・運営されています。去年は私も遠征参加させていただいて(遠征・イベント参加レポートは→こちら ※個人サイトのブログ記事)、たいへん満喫したのですが、今年は諸々の事情を鑑みてweb開催となりました。
二年連続の遠征参加はさすがに厳しい……というわけで、今年はもともとちょこ文さん恒例・折本フェアのみに参加予定だったのですが、また世情が落ち着いたら、新刊を持って馳せ参じたいです。すごくいいイベントですよー!


参加作「メテオライト」のネットプリント配信案内はこちらです。
「ふたりぼっち」とか久々に見る単語やな……(・ω・)


元ネタ(?)は7月のついのべデー(お題「隕石」)で書いた作品です。

この観測員と衛星がなかなかお気に入りだったので、背景やら余談やらを付け加えて膨らませたのですが、昨年末~年始にかけて大ハマリした『マーダーボット・ダイアリー』(マーサ・ウェルズ著・中原尚哉訳、東京創元社/ハマりすぎて布教紙を作ってしまいました……こちらより無料DLできます)の主人公「弊機」と「ART」じゃないですかねコレ?とセルフツッコミが入り、衛星ちゃんではなく「班長」なる存在に出張ってもらうことになりました。
SF風味のお話で、扱った要素が「AIと他者との関わり」「流星・隕石」とあって、個人的には大好物な仕上がりなのですが、班長の存在をどう捉えるかによってお話の印象がけっこう違ってくるのでは、と思っています。

「日中はまだ暑いけど、夜はちょっと涼しくなってきたなあ」みたいな時期に、エアコンを切った窓辺で読んで頂くのも素敵だろうな、という(どんなんや)約3100字の短編です。AI視点の三人称なので、やや硬めに感じられるかも知れませんが、よろしければご覧ください。


画像にあるとおり、各コンビニでネットプリント配信中、かつ折本フェアの案内サイトにてPDF版を配布中です。どちらも30日まで、以降はBOOTHにてPDFを配布予定です。
とてもシンプルな表紙なので、モノクロ出力でじゅうぶんです。でも、読み終わったらちらっとこの告知画像を見に来てやってほしいな……という、そういう……(ろくろ)。

他にもたくさんの作品が配信されていますので、「#折本フェア」にて検索してみてください。毎回、とても素敵な作品に巡り会えてほくほくの折本フェア、どうぞよろしくお願いします。


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凪野基
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