Apple Watch Series10 ジェットブラックの3ヶ月の使用と傷の経過について
*以下、Apple Watch Series10を「S10」と省略した名称で用いていく。
2024年の10月にS10を購入して以来、毎日肌身離さず身につけている。S10を購入したことでさらにApple Watchに対する依存度も日に日に高まっている。3ヶ月という短い期間ではあるが、意識して身につけるというよりは生活の一部に馴染んでいる感覚があった。
この記事を一読してもらえらば、今回の記事が少し読みやすくなるかもしれない。主に3ヶ月使用したレビューと傷の経過ではあるが。以前の記事よりも本体の写真を載せているので参考になるかもしれない。
3ヶ月の使用から分かったこと
S10を3ヶ月使用していて、バッテリー持ちと充電速度という面では他のメーカーのスマートウォッチと比較すると多少デメリットかもしれない。しかし、そのようなデメリットをS10を使用する中で感じることは少ない。基本的に通知の受け取りやログの記録などにバッテリーが消費されているのではないか。だいたい1日の終わりにバッテリーを確認しても70%以上残っている日の方が多い印象であった。そのためS10 SIPは非常に省電力かつ高性能であるのがわかる。バッテリー関連については、個人的に物申したいことがあるのでまた別の記事で紹介していく。
傷の経過について
購入してから1ヶ月後は、以前の記事にもあるように山などで使用しても傷は一つもついていなかった。使用してから2ヶ月を過ぎた頃には、上部の方に傷が2箇所ついていた。3ヶ月が経過すると右下のエッジ部分の塗装が剥がれていた。購入してから3ヶ月が経過して気付いたこととして、傷はディスプレイよりも本体の側面の方がつきやすい印象を受けた。S4の時は、ディスプレイと本体側面の両方が傷がつきやすいと感じる。画面の傷に関しては、各シリーズを重ねるごとに強くなっている。
S10とS4を外観から比較すると、前者(S10)は光沢仕上げであり、後者(S4)は非光沢仕上げ(マット)という塗装の違いからも傷の目立ちやすさは異なる。ディスプレイに関しても、実際に使用していたS4とS10はともにion-xガラスではあるが、サファイアクリスタルと比較すると傷はつきやすいかもしれない。ion-xガラスといえどもS4の時よりもS10のほうが傷に対する耐久性は向上していると感じる。傷がつきにくいといえども、ディスプレイを凝視すれば微細な傷もあるかもしれない。
Apple Watchを裸運用する上での宿命として、傷からは避けられないと感じている。2ヶ月から3ヶ月の間に右下にも擦り傷のようなものがついてしまった。そこまでぶつける箇所ではないと思っていたが、知らぬ間にぶつけていたのだろう。3ヶ月の使用で計3箇所に傷がついていた。もしかしたら、1年以上使用すると12箇所以上傷がついてしまうのか。傷がつくことは恐れずいつも通りに使用し、その過程でついた傷によって愛着が湧くかもしれない。
ディスプレイの周囲の傷のつきやすさについて話をしてきたが、スピーカーの周辺や裏蓋にも着目していく。側面部分は、ほぼ傷がないといってもいいかも知れない。以前の記事で紹介したように、今回のジェットブラックは、30段階の酸化被膜処理をしており傷に強いとAppleが紹介していた通りにそうなのかもしれない。凝視すれば小さなかすり傷は見られるかも知れない。iPhoneよりも肌に触れている時間が長いのにも関わらず、傷がつきにくいことは評価できる。iPhone7の時のジェットブラックとは、全く違う加工であるのでAppleのジェットブラックに対する熱量を感じた。
余談
3ヶ月の使用でバッテリーの最大容量も減っていると思っていたが、そのような心配はいらなかった。バッテリーの状態は100%であり、やはり充電サイクルの習慣化がバッテリーに対する負荷を減らす唯一の方法なのかもしれない。
3ヶ月の使用の中で小さな変化として、デジタルクラウンの小型化に気付いた。S4から物理的にサイズダウンしていることから、「回す」といった操作性の向上に加え、腕に食いこむ回数が減ったのも地味ではあるが進化していて嬉しい部分であると感じた。
まとめ
今回、このテーマで執筆していてS10を2024年の10月に購入してもう2025年の1月といったように年が明けている。Apple Watchは日々の生活の中でiPhoneよりも溶け込んでいると感じる。iPhoneのように明確に使用する用途があるわけではないが、iPhoneを取り出さずとも時刻確認が可能であることやさりげないアクセサリーといったような一石二鳥なアイテムであると感じる。Apple Watchのない生活は考えられないほど依存している。なぜここまで依存するのかといった話は後々記事にしていく予定である。伝えたいことがうまくまとまっていないかもしれないが、気軽に読んでいただけたら幸いである。