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白トラ弐2 日帰り忘年会

 前から付き合いのあるスピ系のイベント業者さんに忘年会を開くから君も来ないか?と誘われていた。その人がこの白へびを誘ってくれたのには一応きっかけがあった。

 ZOOMか何かである女性の恋愛占い鑑定をしていた時のこと。相手の男性の名前をフルネームで聞いたところ、白へびと同姓同名だった。それで、何となく忘年会に誘ってみようと思ったのだそうだ。

 京都から東京に忘年会に参加するためだけにお誘いを承諾したのだが、行く価値がある。
 というのも、白へびは過去にこの人の占星術占い講習を一度だけ受けたことがあり、講習を通して大きな気付きがもたらされたことがある。『この人が主催する忘年会ともなると、きっと何か大きな収穫があるに違いない』と感が働いた。 

 因みに占星術占いを通してもたらされた気付きについて少しお話してみる。

 占星術占いでは主に、生年月日と生まれた時間何時何分という情報まで活用する。『何年何月何日何時何分に星座と惑星の位置関係がどうなっているから‥こういう答えになる』といったような具合に、正確でやや独特の解釈のもと、答えが導き出されるのである。そして、これがなかなかに的を得た答えをはじき出す。

 占星術占いで白へびの御霊(みたま/魂)の出どころがプレアデスであることが一応分かった。中学の修学旅行で今はもう無いスペースワールドへ行った時の自分へのお土産にプレアデス星団が表紙になっているポストカードセットを買った。
 そのカードセットは未だ大切にとってある。田舎から上京する時にも何となく持って行ったし、今では神棚直下の神聖なスペースに大事に保管してある。

 なるほど、ずっと前から何となくプレアデス星団には興味があったけど、魂の出どころとしてご縁があったようなのだ。

 そして、占星術占いでは生年月日何時何分の時の太陽系の惑星の位置関係もみていく。

 そういう占星術の基本概念を知ったことで、自分は太陽系それぞれの星のエネルギーの影響のもと、しかるべきタイミングで生まれたのだと分かった。

 すなわち、
『私はタダの一つの命に限った存在ではなく、宇宙とかかわりのある存在なのだ』と気付いたというわけだ。

 宇宙の知恵と直結したような人が開く忘年会。やはり大きな収穫がもたらされることになった。

 つづく

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