オモロイ催眠の会・レポート
催眠イベントのレポートをnoteに提出したからと言って、僕の成績が上がるわけじゃない。それはさておき‥
2023年5月7日(日)難波市民学習センターで『オモロイ催眠の会』なる催眠術イベントが開かれた。
大阪の『ヒプノテイメント』主催のイベントに一般参加して来た。僕が催眠術のイベントに一般人として参加するのはこれが初めてだ。
イベントは、
『城咲りょうさんの催眠術』
『癒しのつるちゃんの催眠マジック』
『創心(そうしん)先生の催眠心理講座』
『連さんの催眠術テクニック講座』
な感じの内容だった。
定員30名いっぱいの申し込みがあったそうで、『シン・催眠ゼミナール京都校』とはボリュームも感心度も随分な差があった。城咲さん自身長年パフォーマーとしてやり続けているから、人の集まりもいいのかな‥と思う。雨天ということもあってか、実際に会場まで来た人は20数名くらいだった。それでも会場は殆ど埋まった印象だ。
実際催眠術を体験するのが初めてだという人は全体の3割くらい。かかったことがある人は半分くらい。催眠術師の人は3割くらい。
演者以外、7~8人は催眠術師だった。
城咲さんの「催眠術師のひとぉ~?」と該当者は手を挙げてくださいという手振りをみて、ついつい僕も手を上げてしまった。
何人も催眠術師であると自己申告する人が居たから、会場はどよめいた。
『なんで手上げちゃったんだ‥オレは』
城咲りょうさんと僕は面識がある。城咲さんは僕が通う『マインドクリエイト』の卒業生にして、ご自身でも大阪で催眠術スクール『ヒプノテイメント』を開校している。年に2~3度、マインドクリエイトとヒプノテイメントの合同スクールを開催しており、それをきっかけに何度も会ったことがあった。
去年(2022)は8月に催眠術スクール生らと一緒に富士山登頂を果たした者同志でもある。
こういう所で講師が出来る人達の催眠術は本当にスマートで、コテコテの催眠誘導とはやはり違う。僕も出来るはずだが、見極めや熟練度の違いからだろう、臨機応変にふるまえる場面がまちまちなのだ。
休憩時間、創心先生に言われる。
「白へびさん、どうぞ練習してください」
「え!‥ここでぇ」
すると創心先生、一般客に「催眠術、個別に体験したい方、僕が掛けますよ?」といいつつドカドカ人のワに入って行った。
「こういう風にするだ」ってことかぁ・・文字通り先生の背中を見た。
まぁいっか、上手くいかなくても催眠は術師の腕前以前にかかる側の能力の方が重要なんだし・・催眠術の基礎を思い出し、腹をくくって一般客に「催眠術、個別に体験しませんか?僕、術師です」と言いつつ寄って行った。
すると、既に城咲りょうさんの催眠術でステージ側に呼ばれ、どっぷりかかっていた二人とその横にもう一人、おじさんが一人いた。おじさんがかかりたいと言った。「でも私、かかれないみたいで・・」またこのパターンかぁ・・何故いつもかかれないと言う人ばかりが僕の前に現れるのか。
僕はとっさにおじさんにこう言ってみた
おじさん「あ‥、そうですね!」少しおじさんの顔が明るくなった!
その一体の人たちに『腕が伸びる』をやってみた。すると、ステージでどっぷり催眠にハマっていた二人は反応がでて大変喜んだ。
おじさんは・・・・・・・・・反応が出た!
おじさんは喜んだ「あぁーぁぁぁあ!伸びたぁ!」
隣の二人も驚いた!
「反応出てるじゃないですかぁー!
さぁ、どんどん行きますよぉ?」
(↑普段先生の言動を完コピ)
おじさんに指が固まるカタレプシーをやってみる。
「あぁ~、固まらないなぁ・・」おじさんが少しくもる。
白へび「まだ~反応が出にくいですねぇ。でもねぇ、これはどうですかね?」と言いつつ、その日何となく身に着けていたペンダントをとっさに首から外して手に持った。
『5円玉の振り子』だ!この日、5円玉の振り子は持ってない。代わりにペンダントを使おう!何としてもおじさんから落胆の意を減らすのだ!
おじさんにペンダントを振り子として機能するように持ってもらう
白「この後僕が、ハイ!というと
ペンダントが左右に揺れます・・ハイ!」
おじさんより先に隣の二人が反応する。「あぁー!揺れてるぅー!!」おじさんも「あぁー!揺れた・・揺れたぁ!」
白「次に僕がハイ!というと、縦に揺れます
・
・
・
グルグル回ります」
おじさんは喜んだ!
白「ほら~、反応出てるじゃないですかぁ!」
最終的にはおじさんのくもりが晴れてにこやかになったから、僕としては成功だ!
揺れるか?揺れないか?おじさんはそれ相応の緊張を一時的に持った。反応が出たことでおじさんは気持ちが緩んだ。『高まった緊張からの弛緩(しかん)』この瞬間一時的に催眠にかかり易くなる。この人の場合非常に浅い催眠状態だ。しかしここでプラスの暗示をプレゼントする。
「少しずつかかり易くなって来てますよ。催眠
にかかれると、ご自身の才能開花の可能性を
高めます。兆しが見えましたね!」
ま、これでいいのだ。