産業カウンセラー養成講座に通う5
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産業カウンセラー養成講座に通っている人はどんな人が居るのか?
今更感のあるテーマだと思うだろうか。しかし、通っている人同士が実際にどんな仕事をして、どんな立場にいて、どんなことがきっかけで講座を受けに来ることになったのかは、『こういう人が多いです』という一般的表現では実際の所は何も分からない。つまり通う者同士が互いにコミュニケーションを取り合った事実をもとに書きたいがゆえ、これをテーマに書こうとすると書き始めるまでに時間が必要だったのだ。
僕が養成講座を知ったきっかけは、マインドクリエイト催眠術スクールの中井先生の「20年前に産業カウンセラー養成講座を受けました。物凄く勉強になりました。おすすめです。それと、傾聴が出来る男はモテますよ?」というお話があったことだ。
「モテますよ?」は話を面白くしたいからカットせずにわざわざ書いているにすぎない。それはさておき・・
僕は過去およそ20年にわたり東京で某ゲームソフト開発会社にグラフィックデザイナーとして勤務していた。得意としていたのは、3Dキャラクターモーションだ。仕様によっては、操作するキャラクターを360°全周囲からプレイヤーが好きな角度から見ることが出来たりする。どの向きから見ても、「その動き」が自然に成立して見えなくてはならない。実に面白いモノづくりをやっていた。
今は、2021年の内なる大変革をむかえ、その仕事からは迷いなくきれいさっぱり足を洗い、日本列島に住む人々一人一人が真の人生観へ目覚めていくべく、変革の種を植え付ける言わば植林活動をしている。この活動を通じて地球を守ろうとしている。誰にも頼まれてないけど。
一人一人のハートを磨くようなお仕事だ。正確にはまだ、まともに仕事に出来てはいない。でも「必ず出来る」と根拠のない自信だけはある。
どんな人が通っているのか?の答えの一つは「僕のようなヤツ」ということになる。
通うかどうかをこれから決めるという時、同催眠術スクール生に産業カウンセラーの御免状を持っている人がいた。
その人曰く、
「多いのは会社から言われて来る人ですよ。部下を抱えたちょい上役の人とか多いでしょうね。自分の場合は、上役じゃなくてもリーダーをやってた時に興味があったから、それらしい理由を言って会社に頼んで受けさせてもらいました」
と言う話だった。
なるほど、会社が何らか必要性を感じた場合に「行ってらっしゃい」ということになるらしい。
そういえば前職でもコンプラというのが急激に一般化したころ、上位者の態度も随分変わっていったのを思い出した。
僕が仕事についたのは2004年秋。体感では2010年くらいまでは余裕で理不尽極まりない今でいうパワハラを受けていた。あれは100%パワハラだ。2013年ごろ様子は少し変わったが今度は、表面的な責任の取り方に変わった印象を持ったこともあった。『言わなきゃいけないセリフを言ったんだから私は責任を果たした』ような上位者とかがいた。
世の上位者の皆さんは肝に銘(めい)じておいた方が良い。部下に理不尽極まりないことをやらかすと、やられた人は100%その時のことを覚えている。癒しても癒しても解決に繋がらない根強く質(たち)の悪いインナーチャイルドを育て上げる結果にわざわざつなげるようなものだ。
おまけにやられた側が霊的能力が高い性質の場合、もれなく生霊がくっついて来るかも知れない。相当ヤバいぞ。
しかしならが、当時僕自身同僚らとその上司の悪口を居酒屋で爽やかに語り合い、腹を抱えて笑い合い、随分と楽しませてもらったものだ。地球人、共通の敵が居るという経験も悪くない。
さて、どんな人が通ってくるのかの話。
同スクール生の言う
・部下を抱えるちょい上役の人
それ以外に、
様々だった。
こうしてみると、確かに『産業』というだけあって、既に就いているお仕事に磨きをかけるべく学びに来られる人の割合が多いようだ。
僕のように、人々のハートを磨いて地球を守りたいという一切一般的でないことのために野良参加するヤツはまず居ない。勿論僕をバックアップする企業もないので授業料は自腹である。
今回僕が書きたかったテーマから実は書き始めの段階で随分違った方向にそれてしまっている。何故かそうなった。これを読んでくださっている数少ない読者の人達のなかに今回のテーマを望んだ人が居るのかもしれない。
ということで、当時、上司から僕が受けた理不尽極まりないパワハラ、そして突如大人の階段を登ったエピソードをお話しようと思う。
断っておくが、重苦しいストーリーではない。たかが一エピソードと言う感じ。
因みに、『産業カウンセラー養成講座を受けてみようかな?』と興味を持ったなら、直ちに申し込んだ方が良い。先ず説明会に参加してから‥又は様子見てから‥と、それから申し込んでいたら間に合わない。すぐに枠が埋まってしまう。思い立ったが吉日なのだ。
つづく
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