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催眠強化は年齢とともに
催眠現象は多岐にわたる
しかしそんな重要なことを言われても「へぇ~」くらいにしかなりえない
「世の中全てが催眠だよ?」
以前バーディーさんから直接そういわれたことがある。
僕が通う京都の催眠術スクールの先生からも
「言うたら、世の中全てが催眠ですからねぇ~」と解説されたことがある。
さて、今回はあるゴシップサイトで見付けた記事に着目してみる。
http://blog.esuteru.com/archives/10011433.html
上記サイトで言っていることを要約すると『消費期限を4日過ぎた物を食べた小学生が体調不良になり、1日過ぎた同じものを食べた幼稚園児は平気だった』という話だ。
いや、そもそも
『消費期限』?
『賞味期限』では無くて?
・・細かいことはいいか
いや、このサイトによると
『消費期限』は過ぎたら食べない方がよい
『賞味期限』美味しく食べられる期限
話を元に戻す。
記事によると、小学校でそれがふるまわれたとき期限を未確認で食べたみたいで、食べた後かその最中に期限切れに気付いたという。その後、小学生のなかに体調が崩れる者が出たのだそうだ。
一方期限1日過ぎに同じものを食べた幼稚園児は皆平気だったという。
これは、催眠現象ではないかな?と僕は感じている。
あくまで催眠現象の観点からの話になるけど
幼少期に『消費期限』又は『賞味期限』を知って日常的に気を付けていた幼児時代を過ごした人はどれくらいいるだろうか。たいてい小学生になってそういう事情を知る人が多いのではないでしょうか。
僕が食べ物にそういう『期限』があることを十分認知したのは多分小3くらいだったと思う。
余談だが、そもそも『賞味期限』はいつの日か突如として現れた新参者らしいのだ。それはいいとして
つまり、幼児の体調が悪くならなかったのは『期限切れを食べると危険』という頭になってなかったからだと思う。
一方小学生は、色々な知識が身に着き、特に『期限切れ』の物を絶対に食べてはいけないという厳格な家庭内方針に5年も10年も付き合っている子どもの場合、当然期限切れの物を食べると体に不調が出る可能性が高まるという頭になっている。
ゆえに、
期限切れに気が付くことで体調不良になる子どもが、刷り込み期間の長い小学生に続出することは、催眠現象の観点からみて合点が行くのである。
勿論「少々過ぎても各自で食べられるか食べない方がいいか判断できるんだ」という感覚が養われた子どもは『期限切れ』に気付いただけで体調不良にはなりにくいのではないかと想像する。
僕が子どもの頃、賞味期限を母や上の兄弟が皆気にしていた。それに加え、初夏~残暑の時期については『期限』とは別の問題があり、それ相応の対処をとるか食べない方が得策か判断していた。そういう中で程よく学習できた。
大学受験浪人を2年やっていた時通っていた塾で、田舎のお寺の勉強合宿に参加させられた時、村のコンビニ(とは言い難い)に至っては、ポテ
チの賞味期限のインクを消して販売していた。薄っすら印刷の後が残っているのだ。
お店のおばちゃんに
「賞味期限過ぎてんじゃないの?」と聞くと
「大丈夫大丈夫、私らも食べたけど平気だったもぉ~ん」とか言っていた。
ネタで一人がそれを買い、お寺に戻って皆で
「これ賞味期限切れなんだぜ(笑)」と話しながら食べたけど、平気だし美味しかった。
そのお寺の住職が
「貰いものなんだけど、そろそろ危ないから食べてくれ」と言って、メロンをふるまってくれた。
熟れに熟れたメロンだったが、まぁ食べてもお腹は壊れなかった。
「ちょっとすっぱくなかった?」とあとから住職が言ってきて、僕は「ちょっと怪しかった」と言った。すかさず塾生友達が「こういう時は美味しかったですって言うんだよ」と教えてくれた。
ポテチにせよメロンにせよ、正直ちょっと気分は悪かった。『賞味期限切れなんでしょ?』と思っていたからだ。けど同時に『期限切れでも大丈夫なケースが存在する』ことを知った。
つまりそういことなんだろう。