見出し画像

令和5年仕込み『梅・波動干し』4・梅シロップ

■前のエピソード》

 うちの梅シロップに使う糖類は甜菜糖(てんさいとう)一択だ。

 去年初めて甜菜糖を使用して、梅独特の味わいと甜菜糖による『新しいまろやかさ』に病みつきになったためだ。
 それに、氷砂糖というと白砂糖と同じく『麻薬感』がどうしても否めない。
 毎日のように体に取り込むには不向きと思われる白い糖分より、何となく大丈夫そうな感じがするという点からも甜菜糖を使いたいのだ。

 さて、前回のエピソードでは農家さんから届いた青梅を追熟するとともに、『追熟中の梅それぞれに超強力磁力線を当てる』という実験も同時進行させた。
 その結果、黄色に変化する梅の実が、僕の経験上過去最高に良い仕上がりを見せたのでそれをご紹介したい。

青梅が届いた日・追熟1日目

適当に広げる

超強力磁力線発生器1回目

確実に各梅の実に特殊磁場を当てるため 数個ずつとっ変えひっ変えしていく

追熟2日目

朝起きると部屋が桃のような香りに包まれていた

超強力磁力線発生器2回目

足元に設置することで、梅の実にだけでなく
僕の足にも特殊磁場を当てることが出来る 足首の調子も良くなっていく

追熟3日目

非常に濃い香りがしてくる

追熟4日目

軽く洗って、ヘタを外して表面の水分をふき取る

 追熟が進むと桃のような甘い香りがしてくるが、信じられなく濃いぃぃぃ香りがしている。超強力磁力線発生器の特殊磁場の影響だろうか

一旦冷凍庫へ

冷凍庫に入れた直後の様子
まだ気持ち緑いろが多いヤツもある

冷凍庫2日間以上を経て

 冷凍庫に入れておいても固まる前までは追熟するようで、更に黄色く色づいている。
 過去の追熟体験では、かたくなに青梅で居ようとする実もちょくちょくいたが、今回はわりとすんなり黄色くなった気がする。
 冷凍庫に入れるときは、ビニールではなく新聞紙にくるんだ方が良かったかもしれない。しっかり拭いたつもりでも表面に氷がついてしまったりしていたからだ。恐らく凍るまに梅の実が呼吸したときの水分かな?と思う。

冷凍庫で2日以上経ってから順次梅シロップ仕込み

仕込んで2~3日の様子
天地返しした直後

 シロップ完成後、縮こまった梅の実をかじるのも、また楽しみ。

 つづく

■次のエピソード》