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訪中団2024へ参加してきました。
訪中団とは、、、?
訪中団について、簡単に説明しておくと、
2024日中友好大学生訪中団第1陣 - 公益社団法人 日本中国友好協会(日中友好協会) (j-cfa.com)
の中国招聘事業です。詳細はぜひHPよりご覧ください。
今回は倍率が4倍に近い中で、92名が選抜されたと伺っております。
普通に自分よく採用されたなと思ってます。(参加者の皆さん、すごい方ばかりでした。)
※注:あくまで一学生としての意見です。
政治的な主張をするつもりはないです。個人の、一大学生として意見を連ねるだけなので、そこだけ注意して一読ください。
あと乗せてる写真は全部自分で撮影したものです。(nikonつかってるよー)
訪中前の中国のイメージってどんな感じ?
個人的には、中国に渡航するのは初めてだったので、どうしてもPM2.5、監視社会、テクノロジーの普及のイメージがかなり強かったです。どちらかといえば少し悪い印象を持っていたのは事実です。ちなみに龍角散を持っていくのを推奨します。(みんな持って行ってた笑)
そのイメージはどう変わった?
それぞれ見ていくと、空気については西安が乾燥しているな、と感じるくらいで、呼吸器系の弱い自分でしたが、あまり感じることがなかったです。上海で街がかすんで見えていたので、決して綺麗というわけではなさそうでした。
監視社会は実際そうなのかなと思いました。道路などに設置されているカメラかなりの台数があって、特に大都市ではそう言った体制がかなり強く敷かれているように感じました。また、北京の大通りでは警察車両が止まっている印象があり、日本とはまた違った空気感でした。また空港、地下鉄などのセキュリティも強く、身体検査などが厳しかったり、手荷物についてもかなり厳しく管理されていました。
あとよく言われる、GreatFirewall(ネット検閲)は実感するシーンも多くて、VPNとか、海外回線に接続しないと、使えない部分も多く、オンライン会議などでは苦労しました(笑)検閲厳しくなるらしいのでこれから行かれる方は最新の情報を見て、いろいろ調べてから行くことをお勧めします!
これは普通に国民性の問題なのかもですが、
運転がほんっっっっっっっとうに荒いです。
よく事故起こさないなって感じ。
煽り運転とかいう概念すらもないのかもだけど、パッシングえぐいし、無理な車線変更の連続やし。中国では運転したくないなぁ。(笑)
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中国に対する考え
国家間の関係について
国際情勢の中で、報道では中国は南沙諸島を含めて、侵略行為を行っていたり、アフリカ諸国に対して出資することで、借金漬けにしているなどと報じられることが多いですが、僕自身は訪れてみて、客観的にみて判断したいし、最後に自分の考えを決めるのは誰かでなく自分であるべきと感じるようになりました。自分で足を運んで、自分で感じることを大切にしたいです。
領土問題を含め、様々な問題がある日中関係、国際関係のなかでも、対話をして、交流をすることは相互にとって、将来への大きな投資になると考えていて、今後も交流事業を含めて、自分が参加できることは続けていきたいと思います。
学生同士の交流について
今回のプログラムでは北京外国語大学、西安外国語大学の2大学を訪問させて頂きました。学生と交流するなかで、結婚や出産に関する価値観、大学制度、就職制度の違いなど、隣国であっても、全く異なる文化であると感じました。結婚や出産については、キャリアを考えて、控える傾向にあるのは日本と同じで、中国も将来的には少子高齢化に陥るのではないかと予想していました。(恋愛の感覚の違いも面白くて、知り合ってから半年とか立ってから交際に発展するらしい、、、日本もうちょい短いかな、、、笑)
あとは寮生活が中国ではメインらしく、汚い寮に複数人で暮らすのはしんどいと彼らが言っていました。これも日本とは大きく違うね。
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一つ大きな後悔があって、中国語とか中国史もっと勉強すればよかったということです。現地の学生は、日本を知ろうとしてくれて、日本と友好な関係を築こうと考えてくれている学生が数多くいて、自分ももっと中国のことを知るべきだし、知ろうとすべきだと感じるようになりました。
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現地に行く意味って何だろう??
文化理解はその土地を訪れることによって達成される部分が大きくあると感じました。中国で感じたことの一つとして、中国は交渉の文化があって、店で何かものを頼むときなどは交渉をするのが当たり前で、そこで初めて日本で値切りをしようとする中国の方がいることが理解できました。これは完全な文化の違いで、もちろん良し悪しがあるわけでもないです。行かないと気づけないことはたくさんあります。ぜひ行ってほしいです。
今回のご縁を大切に日中の学生同士の交流活動を続けられたらと思っており、継続的な文化交流が今後の日中関係を作り上げていくと信じています。現状のように国家同士の関係が決して良いとは言えない状況であっても、学生同士、市民同士のつながりだけでも良い状態でつなぐことができれば将来的にはより良い関係になれるのではないかと思います。
7日間を通しての変化
先ほども述べた、現地の学生の日本に対する関心が個人的には一番刺激を感じる部分でした。僕は外大生でもなければ、中国語を第2外国語にしているわけでもないので、行ってみて知るきっかけにしようと思っていました。自分の未熟さを思い知るとともに、世界のグローバル化の流れで、受動的に知るのではなくて、知ろうとする姿勢がいかに重要かということを改めて再認識しました。
真面目に中国について勉強します、、、必ずまた行きたいです。
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最後に
今回の日中交流はあくまできっかけであって、これがゴールではないと思っています。今後、日中の協力関係をずっと続けていくためには、継続的な交流や、個々が訪中の中で学んだことを自分の中でかみ砕き、この経験を伝えていき、協力の輪を広げていくことが今回派遣していただいた我々団員の役目であると考えます。
真面目な話はさておき、、、
もっと写真たくさんの、リアルな体験を次の投稿で書いていきます!!
乞うご期待。
ほな。