バックパックin🇮🇳3日目②
沐浴の後しっかりとシャワーを浴び、ガンジス川の川沿いを散策することに。
そして、バラナシの川沿いには2つ目の目的の火葬場がいくつか存在する。
バラナシもまた下調べせずに弾丸でやってきたため、場所や情報を知らずにいた。
そのため、宿から1番近いメインガートという川沿いからずっと歩いて行った。
川沿いを何気ない会話をしながら歩くと少し先に煙が上り一際人が多く集まるガートがあった。
死者を薪で囲い、火を灯し焼いている。
目の前に次々と遺体が運ばれ、最後の沐浴を行い、焼かれていく姿を見てこの気持ちをどう表現するのが正しいのかわからなかった。
目の前で全く知らない人々の生と死を感じることができるこの街。
来たものにしか感じれないものがある。
その後も散策を続けた。
インドで会った方々、インド経験者の友人達からバラナシは居心地の良い街と聞いていたが、実際に来て、本当に居心地が良いと思えた。
どんな絶景を見るよりガンジス川でした沐浴の方が記憶に残る。
川に火葬の灰を流すという日本とは違う文化に触れることで色んな世界を広さを知れた。
これだけかなり濃い体験ができたと思う。
『どこに行くかではなくそこで何をするのか』
旅において大切な事を学んだ気がする。
色々なことを考えさせられながら、川沿いを歩くだけで時間があっという間に経ち、気持ちが良くなってゆく。
そんな事を感じながらガンジス川沿いの散策を終え、宿に戻った。
サンタナで働くRくんが髪を切ってきた。という事で私たちもやってみたかった海外でのカットに挑戦した。
どうせ切るならおすすめにしてみようという事で、recommend cutと注文した。
Before
いきなりバリカンを持ち、横から徐々に刈り上げられてゆく。
出来上がりはこんな感じ。
After
ほとんどハサミを使わずにバリカンで作り上げられた。
私的にはこれなら切らなくても良かったかな?と思っていたが、これで150円ほどならいいだろうと、やや満足といった感じだった。
その夜もサンタナの方々と共有スペースで色んな話をして色々な事を吸収することができた。
旅の醍醐味でもある出会い。
この出会いが私たちの旅を豊かにしてゆく。
私も今回の旅で色々な人と出会い、価値観や考え方、生き方の幅を増やすことができたと思う。
デリー、バラナシでの出会いが今後の旅に関わってくるとはこの時は知ることもなかった。
そしてこの夜、共にガンジス川に入った他の宿の方々が寝込んだという事を聞いて恐ろしくなった。
しかし、確率でいえば当たらないとも思った。
ガンジス川の細菌の潜伏期間はあと2日ほど。
まだ気は抜けない。
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