バックパックin🇮🇳8日目(最終日)
12時間の寝台バスでの移動。
凍えながら眠りにつき、何度か目を覚ましたり眠りについたりを繰り返し、気付くと到着の時間。
しかし、マップを見てもあと30分はかかる場所にいた。
渋滞していたのだ。
しかし、まだ眠かった私たちはそのまま眠りに着くが、1時間経っても100メートルも進んでいない。
さらに車内はインドの音楽が爆音で流れ、これがものすごいストレスに感じ始める。
そのまま2時間ほど経過し、このままでは歩いてオートリキシャがある場所に行った方が早いと思い、私たちはバスから降りた。
そこは高速道路のようになっており、渋滞で車が入り乱れていた。
バスの上からマイクを持って何か報道してるような人までいた。
そのまま歩き進めると渋滞の終わりが見えた。
バスから降りてあまり進んでいないのもあり、バスに戻って市内に戻る方が良いと判断し、バスに戻った。
渋滞を抜け、デリーでの目的地であるレッドフォートがあるオールドデリーまで届けてもらった。
結果15時間かかった。
4つの街を旅してデリーに戻ってきて感じた事は大気汚染が物凄いってことだった。
街全体にモヤがかかっているし、晴れているのに光が差し込まない。
さらに、他の街に比べて人の笑顔が少なくも感じた。
街の色が暗く感じ、こちらも滅入ってしまいそうだ。
オールドデリーにつき、レッドフォートまでオートリキシャで向かおうとしたが、この辺の運転手には英語が通じない。
そして、インド人を信用していない私たちは『レッドフォートへの道が閉鎖している』という運転手達の言葉を信じていなかった。
しかし、レッドフォートまで行ければそれで良いと思い、リキシャに乗り込んだ。
30分ほどかかり到着するとレッドフォート前の道は本当に閉鎖されていた。
最後までインドの何を信じて良いのか分からなかった。
目的地に到着し、この辺を観光して帰国の為に空港に向かおうとしていた。
しかし、レッドフォートは閉まっていた。
デモが起き、道が閉鎖されており、さらにメトロも18駅閉鎖という始末。
結局最終日デリーでは何もできずに終わった。
私たちはデリーという街が嫌いだ。
今回の旅で良かったと思える事がない。
インドの洗礼も受けた。
デモの凄さも知った。
しかし、色々な事を教えてくれた。
インドは場所によって街の表情が違うと感じれたのもデリーがあったからだろう。
たくさんの経験をしたこの街を一生忘れる事はない。
結局デモでデリー観光ができないため、私たちは出発7時間前に空港へ到着した。
バンコクで乗り換え、日本へと帰国した。
今回は今までのバックパックよりもたくさんの経験と多くの感情を抱いた。
今回のブログは、私自身がこの旅を忘れないために、私の経験を多くの人に知ってもらうために書いた。
私の文章力がないことも含め、自分の感情を文字に表す難しさも痛感した。
また、時間を少しおいてインド旅を振り返ったブログを投稿しようと思う。
またその時に読んでいただけると嬉しいです。
今回は自分が思っていた以上に色んな人からの反響があってとても嬉しかったです!
#大学生 #バックパッカー #インド #デリー #旅 #旅行 #エッセイ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?