バックパックin🇮🇳2日目
波乱の1日目を終え日本人宿のサンタナで1時間の睡眠を取った後に、ルームメイトの方々と朝食をとり、1日目の事について話したり、お互いの旅、インドでの情報などたくさんの情報交換や雑談をした。
結果的に夜遅くにインドに到着した私たちは空港泊するのがおすすめだったらしく、元々の予定であれば、、、といった感じであった。
しかし、サンタナの宿には様々なスタイルで旅をしている人や、インドに長期滞在している人など、私が今まで知ることの無かった世界を生きている人々に会うことができた。
詐欺でお金を失ったものの詐欺にあっていなければ、この人たちと出会う事もなかったと考えると旅というのは全て必然的に繋がっているのかと感じる。
その後、デリーを出発する為のチケット予約を行った。12月13日20時頃にバラナシへ向かう寝台バスを1人1000ルピーほどで予約した。
この日、デリーでの観光を、ルームメイトのKさんと3人で行動する事になった。
弾丸で何も決めずにやってきた私達をデリーの寺院や建造物などに連れて行ってくれ、充実した時間を過ごした。
(デリーの地下井戸とインド門)
しかしここでも問題が発生する。
Kさんが今日移動する列車に間に合うように観光を終えたもののデリーの交通事情を頭に入れておらず大渋滞の挙句、Kさんはバックパックを預けていたサンタナまで1.2キロを走る事を決意した。
さらにサンタナからバックパックを背負い、鉄道駅に向かい、電車に乗りそこからさらに歩いて移動しなければならなかった。
マップの情報を見ても到着は出発時間ギリギリ。
その後、間に合ったという連絡が来て私達も安心したが、誰でも見知らぬ地で旅を順調に進め、終えることは難しい事だと身をもって体感した。
私達も次なる目的地、バラナシへ向け、予約したバスが集まる駅へと向かった。
ニューデリーから3駅ほどメトロに乗り、レストランで夕食のカレーを食し、いざ12時間の寝台バスの旅へ!!!
しかし、ここでも私たちインドという国に翻弄される。
バスがあり得ない範囲にあり得ない台数停まっており、私たちが乗るバスを探すだけでも一苦労。
近くのインド人に尋ねても『そのバスはないよ。俺が予約してやるよ。こっち来い。』
昨日とまた同じ手口である。
この行程に慣れ浸しんだ私たちは『ま〜たこれかぁ』と呆れる。
バスが停まっていると予想もしていなかった道を進むと、目の前に私たちが乗車するバスが停まっていた。
そしてバスへと乗り込んだ。
インドと言えば寝台列車で寝ながら移動するのが旅の主流であったが、バスというだけあり、あまり期待はしていなかったものこれが快適。
男2人でバックパックを持って入っても足を伸ばして寝れる。
さらに布団も柔らかい。
バスは3時間遅れで到着したものの15時間中13時間ほどは爆睡したであろう。
恐怖の1日目で心身共に疲れ切り1時間睡眠でデリーを観光した体が超回復された。
そして3日目、インド旅で最高の街になるであろうバラナシの旅が始まる。
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