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「異世界カルテット」紹介します(紹介より感想が主)

さて、こちらの記事の3位のアニメを紹介させていただきます。

異世界カルテット

 さて、この異世界カルテットをどう紹介すべきか思わず悩んでしまうのですが、先ずは、公式ページより内容の概要を載させていただきます。

「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」。
総シリーズ累計1600万部超え、BD&DVDシリーズ総売上枚数50万枚超えを誇る4作品が、ぷちキャラアニメになって大暴れ!
ある日突如として現れた謎のボタン。ポチっと押すと、なんとさらなる異世界へ転移してしまう!!
そこには他世界から転移したキャラクターたちも大集合していて…!?

となります。上にもあるように、4つの「異世界アニメ」のクロスオーバー作品となります。どれも超がつくほどの有名アニメがまさかのコラボと、一ファンとして作品紹介されたときは思わず「?????・・・どういうこと?いや、嬉しいけど!」となりました。
 自分は4つの作品全て観て知っているのですが、知らない方もいるので、ここで4つの作品の公式ページからあらすじとPVを置きます。

オーバーロード(3期まで放送終了)

時は2138年。一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム《ユグドラシル》はサービス終了を迎えようとしていた。プレイヤーであるモモンガも仲間と栄華を誇ったギルドで一人静かにその時を待っていた。しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。
モモンガは混乱する一方で、NPCたちに設定されていた絶対の忠誠にも変化が生じているのではないかと危惧する。しかし、ナザリック全NPCの頂点に立つ守護者統括のアルベドをはじめ、各階層守護者たちは心から主への忠誠を示す。そんなアルベドたちの期待を裏切らぬよう、モモンガは完璧な支配者として振舞おうとする。現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる!

 オーバーロードは主人公が所謂悪組織のボス。その容姿・設定から無関係な人が殺されても感情が大きく揺れることが無くなりました。部下たちは人間嫌いからどうにか人間に好意を抱いてもらうように苦悩しながら、自分の名前が全世界に轟くように動き始めます。

この素晴らしい世界に祝福を!(2期まで放送終了。2019年8月映画上映)

「さようなら引き籠り生活! こんにちは異世界!」
たまの外出で不慮(?)の事故に遭ってしまった引きこもりゲームオタクのカズマ。目覚めたそこは、死後の世界だった。
アクアという口の悪い女神に情けない死に方を散々バカにされた挙句、
天国行きか、魔王軍に蹂躙され、過疎化の進む異世界に転生するかの選択を迫られる。ゲーマーの勘に従い、選んだのはもちろん異世界転生!
そして、何かひとつだけ好きな物を持って行けるという異世界行きの特権として選んだ“もの”は、「じゃあ、あんた」。
こうして引きこもりゲームオタクと駄女神の異世界冒険が始まるのだった……!?

 この素晴らしい世界に祝福を!(以後はこのすば!表記)は転生でギャグアニメになります。個性豊かすぎるメンバーが個性全開で魔王軍を倒す目的。腹筋が鍛えられるアニメとなります。良い子は絶対キャラ達のマネしないように。これについては先入観知らない状態から観るべきアニメです。

Re:ゼロから始める異世界生活(1期放送終了。映画1本上映終了。2019年11月映画上映予定。2期制作決定済み)

無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す”死に戻り”の力。
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。
​コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、菜月昴。目の前に広がるファンタジーな異世界に目を輝かせるスバルだったが、自分を召喚したであろう美少女の姿はどこにも見当たらない。やがて右も左もわからない状況にスバルは頭をかかえてしまう。さらに強制イベントと言わんばかりにチンピラに絡まれ、異世界に招かれた人間が超常の力を発揮するといったお約束の展開もなく、容赦なく叩きのめされるスバル。そんなスバルの前に一人の少女が現れる。

 Re:ゼロから始まる異世界生活(今後はRe:ゼロ表記)はゲームで言うセーブロードが勝手に繰り返される世界です。そして残酷な話になります。死ぬと強制コンテニューで再プレイ。ただし、ただただ死ぬのではなく、仲間内に犠牲が出て自分も死ぬという残酷な運命を毎回毎回、何度も何度も経験しなくてはいけません。誰かを助けると違う人が。助けたと思ったら今度は自分が殺される。何度も死に戻りを繰り返すうちに精神が……。

幼女戦記(1期まで放送終了。映画放送終了。)

統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、協商連合軍による奇襲が発生し、ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。
“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”

 幼女戦記はタイトル通り幼女が戦争に参加し、挙句に隊長として任せられます。その正体はなんと以前は日本の会社で働いていた超合理主義者のエリートサラリーマン。同僚の恨みで命を落とす。死後の世界で神を名乗る謎の存在Xを怒らせてしまい、罰として戦争まっさだ中の異世界に幼女として転生されます。前世の記憶はあるので、ありとあらゆる手段で階級を上げていき、存在Xと闘うために、また平穏に後方勤務で楽をするために日々戦果を求める話しとなります。

異世界カルテットの話し

 先ず初めに書かせてもらいますが、この世界は4つのアニメを知ってようやく100%楽しめるアニメ、所謂ファン感謝祭と思っていただきたいです。もちろん全てのアニメを観てから観ないといけないというようなことはなく、自分が好きなアニメが1つでもあれば是非観てもらいたいです。新しい一面が観れるのは間違いないですし、気になったアニメを開拓してもらいたいですしね。
 ようやく本題に入れるのですが、異世界カルテットの世界は4つのそれぞれの世界に突如出てきた絶対に押すなというボタンを意図的、もしくは偶然的に押してしまい、更に異世界に飛ばされてスタートします。その異世界に飛ばされた場所は見た目は普通の学校。元の世界に戻るにはどうすればいいかわからないまま授業が始まりました。渋々着席し自己紹介から始まる異世界学校生活。頭の良いキャラ達は色々思惑をたてながら楽しい学園生活を過ごさなくてはいけません。ここがどこなのか、目的もわからないまま個性が強すぎるクラスメイトとの学園生活を送らなくてはいけなません。
 そしてもう一つ、オーバーロード、Re:ゼロ、幼女戦記は人が死ぬ、若しくはガチ寄りのガチなバトルも繰り広げられる話です。そこにギャクアニメ(私はギャクだと思うので)のこのすば!が入り込んで化学反応を起こします。本当にこのすば!勢が良い仕事をしたアニメになりました。一つだけ例えると、オーバーロードの世界でチート級の強さを持つ主人公のアインズにこのすば!の駄女神アクア様がアンデットを浄化する呪文「セイクリッド・ターンアンデット」という技を使うとダメージが通ります。なぜこのことを書いているのかと言うと、オーバーロードのアインズは最強なのです、アニメでもダメージらしきダメージを受けたことが無いんです。それを相性があるとはいえいとも簡単にダメージが通るというありえないことが起きる世界です。他にも空気をぶち壊すのがいつもこのすば!のキャラ達なので安心して観れます。
OPとEDもそれぞれOPは主人公の4人(アインズ・カズマ・スバル・ターニャ)が歌っています。EDはヒロイン(・アクア・エミリア・ターニャ)が担当しています(EDにおっさんが混じっているのはしょうがない。
 クロスワールド世界の楽しみと言えば、もちろんそうですが、異世界キャラとのコラボです。同じ境遇やフェチ、悩みを抱えているキャラ同士が話したりとファンにはたまりません。また声優さんによる同じ声キャラ同士の会話です。自分の声が自分の声に質疑応答するというなんともおかしな出来事を目の当たりにできますし、同じ声優さんでの声色の使い方を聞ける楽しさもあります。
 そしてこれを一番伝えたいのですが、お祭り作品とは言え、ただただハチャメチャしている訳ではありません。ストーリー性を作り、謎がどんどん深まっていき、色んな伏線を作りながら物語は進んでいきます。そしてキャラの使い方も非常に上手く、キャラが壊れることは一切ありません。監督を始めスタッフが作品のことをよく知っているからこそ素晴らしい作品に仕上がったと思います。飽きないという当たり前ですが難しいことをプレゼンされる作品愛を感じました。

まとめ

 長くなりましたが以上で異世界カルテットの紹介(主に感想になった気がしますが)を終わらせていただきます。異世界カルテットはファンにはたまらない作品で強すぎる個性同士が混ざると素晴らしい作品が出来上がるという証明をしてもらいました。1期放送終了後に2期制作決定も出ましたし、今後またキャラたちが大暴れする日を楽しみに待ちたいと思います。


2期の記事はこちらになります。




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