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ガンディーが教えてくれた、自分の欠点が気にならなくなる考え方
生きていると自分のできないことや欠点がたくさん見つかります。
そんな時に「自分はなんてダメな人間なんだ...」と嘆く人と「今はできないけど切り替えて前を向こう!」と切り替えができる人に大きく分かれる気がしています。
あなたはどちらのタイプですか?
僕は圧倒的に嘆くタイプの人間です笑
例えば自分の容姿に対して「もっとイケメンに生まれたかった...。」と思い、できないことがあると「なんでできないんだろう...。」と落ち込んでしまいます。
頭では落ち込むエネルギーを、できないことや欠点を改善するために使った方が前進するぞ!と分かっているのですが、なかなか心が追いつきません。
「そんなネガティブになるなよ!前向いて頑張ろうぜ!」とポジティブな人に言われることもありますが、「いやいや僕は今自分の愚かさに絶望してるんじゃあ...」とネガティブくんはなかなか動いてくれません。
ガンディーが教えてくれた、ネガティブくんを動かす考え方
そんな僕ですが、数ヶ月前にネガティブくんに重い腰を上げてもらう、ある考え方を見つけました。
それを見つけたのは、歴史を面白く学ぶポッドキャスト『COTENRADIO』を聞いてる最中でした。
ゼンカ-イカラ-ノツ ヅ キ!
紹介されていたのは、マハトマ・ガンディーの若き日のエピソード。
彼は晩年、「インド独立の父」として世界中に知られていますが、10代から20代後半までの人生は、なかなか上手く行かなかったそうです。
家の使用人からタバコを盗んだり、奥さんを監禁したりしました。弁護士になったはいいものの話すのが苦手で、法廷に出てひとことも喋れない時もありました。
僕はこれを聞いて「あのガンディーが奥さんを監禁する位ひどいことしてたんだから、僕の今の欠点って取るに足らないものかも知れない」と思ったのです(笑)
視点を変えると、ネガティブくんは動いてくれる
僕を僕の視点から見るのではなく、ガンディーの視点から僕を眺めた時に、ネガティブくんは動いてくれました。
自分のできないことばかりが気になって、欠点を嘆いていたネガティブ・モードから、「まあいっか」と思えるポジティブ・モードに変化できたのです。
この時、僕のネガティブくんを動かすことができたのは、視点を変えたから。
例えば自分の容姿の話でも試してみましょう。
自分の容姿の話も、鏡を見ている自分の目線からしたらすごく気になりますが、もし人工衛星から僕を眺めたら?
豆粒ですよね。
これで僕はどんなに自分の顔が嫌でも、服がオシャレじゃなくても、寝癖がついてても、自分の容姿が気にならなくなりました。(それは嘘です。)
今度から自分の容姿が気になった時は「いやけど人工衛星から見たら僕も菅田将暉も同じ豆粒じゃん」と思えば一件落着です。
こんな風に視点を「自分」から変えてみることで、ネガティブくんに動いてもらえるんじゃないかなと思います。
考えすぎないことと向き合わないことは違う
視点を変えることは、悪いことばかり考えすぎないための方法です。だけどできないことや欠点と向き合わないことはまた別物だなと思います。
例えば僕が「ガンディーも若い頃はできないことだらけだったから、今何も頑張らなくていいよね卍」とか言い出したら、世も末です。
ガンディーは確かに、若い頃上手く行かないことの方が多かったかも知れませんが、その時々に大きく反省していたと言います。
できないことや欠点から逃げるために視点を変えるのではなく、できないことや欠点に向き合いつつも、不必要なエネルギーを使わず、自分の理想の姿に近付いていく。
これが本当の「視点を変える」使い方だと思います。
もし「自分はなんてダメな人間なんだ...」というネガティブくんを動かせなくて困ってる人が居て、少しでもお力になれたら幸いです。