ただ働きにならないために気をつけておきたいこと
数日前に事務所の後輩と話していて思い出した出来事がありました。
私は少し前にただ働きを3ヶ月してしまったんです。
その期間は…本当に…
しんどかったー😭😭😭
後輩も人から言われて気づいたそうです。
「いいように使われてるよ？」
私は人から助言を貰うこともなくキツすぎて発狂しました😅
そして、きちんと
なぜ報酬がでないのか疑問に思っていること、今後金銭が支払われないのであれば続けるのが難しいこと、はっきり言いました。
発狂する前に気づけよ！って話なんですが…
その時は気づかなかったんですよね。
後輩は「言われたから気づけたんですよね…。」
言ってくれた人に感謝だね〜、なんて言っていましたが…
なんでこんな事が起きるんだろう？
改めて考えてみることにしました。
私と後輩との共通点は
・自己価値(料金)が低い
・仕事を得るためには人脈を作るのが当たり前
・今はただ働きでもいつか払ってもらえるだろう
大まかにですが、この3点セットが揃ってしまったからだと思います。
は、は、は、は…😅
もう、本気で笑えてくる😅
順を追って説明いたします。
この「自己価値(料金)が低い」
私の場合
地元で俳優として活動している時にチケットバックという形で
金額の大小はありますが報酬を貰っていました。
最終的に1公演、約1〜3万円前後
この金額を貰っていたのにも関わらず
ただ働きをしてしまったんですね…！
もう、自分に
おばかー！！！！！！
と、今、書きながら叫びたくなってしまいそうな気分です😅
普通に考えて失礼ですよね。
地元でやっている時はまとまった金額を支払ってもらっていたのに
東京でやる時にはタダ同然で仕事を引き受ける。
これ、お客様に優劣をつけてるなって思いました。
佐賀のお客様たちにはお金をもらい
東京のお客様たちからはお金をもらわない。
佐賀の人たちに土下座したくなるぐらいの反省点。
いろんな流れがあったとしても結果
東京の人からもらう仕事はタダ働き
この事実をきちんと見ようと思いました。
そして、チケットバックが例え1,000円だろうと
500円だろうとお金を支払って頂いたのなら
それ以下の金額は仕事を受けないこと。
自分の価値を下げないことに繋がると思います。
私の中でこれは鉄則になりました。
そして、仕事を得るためには人脈を作るのが当たり前
この謎の目標をなぜ掲げたかというと
東京の知り合いが少なかったから
なんです。
地元にいるときは知り合いがものすごく多かったので
まずはたくさんの人と知り合おう！と思い
いろんな方に出会いました。
自分から売り込む
というスタンスです。
でも、こうして振り返っていて気づいたことがあります。
きちんとお金を支払ってくれる仕事をくださる方は
自分から売り込みに行かなくても仕事をくれる人
でした😅
仕事を貰うために人と一生懸命、人と繋がっていこう！
という謎の目標を掲げ突っ走ったものの
タダ働き3ヶ月😅
きっと誰もが法則、方程式って知らず知らずのうちに出来上がっているんですよね。
私の場合、芝居が上手くなるにはどうしたらいいかな？？
で、繋がっていった人たちから
仕事を貰う事が非常に多かったです。
しかも
仕事をください！
なんてほぼ、言ってない😂
こういうオーディションあるけど受ける？とか
このTV局の仕事あるけどやってみる？などなど・・・
この、方程式、法則は1人1人違うと思うので
一度、自分の中で整理されることをオススメします🤗
今、書きながら感じたんですけど・・・
自己価値が高い人は出会う人の人脈も自己価値が高い人たちと出会うので
無償の仕事は依頼しないと思います。
そして、今はただ働きでもいつか払ってもらえるだろう
自己価値が低いからこういう発想にもなるのでしょうが
今、タダ働きをすることはこの人のために何かをすることだから
いつか、料金が発生する仕事をくれるだろう
や、そもそも地元にいた時にも、この発想になったのか疑問なんですよね。
振り返ってみると
自分は田舎者
と、自分を下にみてたところがあるなーと。
不安だったんですよね。東京でやっていけるのか？とか
たくさんの人に芝居を見てもらえるか？とかとか
常に不安だった
そしてそして悲しい事実ですが
私も後輩も地方出身者なんです。
勝手に東京の人というブランドを作りあげていたなと痛感しました。
後輩と私は、ある方に助言を頂きまして
「忘れないで欲しいのがここは東京なんだよね。大らかな気持ちで接してくれる人はごく僅か…。だからこそ、いろんな物事を知るというのは身を助けるよ。」
ばしーん、と胸に響きました。
餌を釣るように
「私と繋がっておけば良いことがあるかもしれないよ、あるよ！」
なんて甘い言葉をかけてくる人が
本当に多いです。
こういった助言をくれる方がそばにいる事で
どんどん自分が強くなれるんだなぁ、と思いました。
結局のところどこまで自分自身を大切に扱うことができるか
自己価値をどこまで高めていけるかなのだと思います。
まとめると
・自己価値(料金)を下げない、寧ろ高めていく**
・仕事がくる流れ、法則を自分の経験で統計を取ること
・いつか払います、は払ってくれないことが多いと知ること
以上の３つが大事になってくるのかなーと思います。
長くなりましたが自己価値を高めていくって自分の商品価値を高めるということだと思うんです。
私でいう「芝居の質を高める」ですね。
知るという事は身を助ける、考えるという事は身を助ける。
この記事を機会に自己価値ってなんだろう？と考えてくださる方がいれば幸いです。
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