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あんなに楽しいはずの学校が…   教員不足続く「時間足りない」昼夜問わず 分刻み

#学校 #教師 #先生不足 #忙しすぎる

学校という場所が、昔からすると考えられないほど難しい場所になっているのをご存知ですか。

かつては、休み時間と給食と図工と体育と図書の時間が楽しみで、うるさい親から逃れ学校に行って楽しい時間を過ごしていたけれど、今の子どもたちや親御さんも先生も、皆が大変な思いをしていることに毎日心を痛めています。

先生が忙しすぎる、志願者減少傾向、人材確保の面で憂慮、採用方法見直しetc …専門家や当事者だけでなく、国民的議論となり百花繚乱。

先生の使命は、1に授業2に授業、3.4がなくて5に授業。

いまの時代、生徒保護者はサービスを受ける側、先生はサービス提供者なのに、 公教育の仕組みは旧態依然のまま…。
多岐にわたり変化しつづける公教育のニーズを、従前の仕組みのまま当事者の先生が無理に提供しようとするから単純に破綻しているという、わかりやすい構造不備が現状のようです。

多くの投稿やニュースに寄せられたコメントの通り、校務分掌を根本から見直して「先生がやらなくてよいこと」を洗い出し外部委託するなど、とにかく授業の質を高めることが最優先。

かつて大学卒業後の6年間、公立学校に就いていました。
忙しすぎる不満ではなくて、今の先生方からすると贅沢な悩みで退職。実社会を全く知らぬ自身が「そんなことじゃ世の中で通用しない」と指導した際に疑念を抱き、社会経験・自己啓発を積み出直す決意で民間の教育系出版に転じて以後、あっという間に30余年たちました。

外側から長く学校と関わりながら常につよく感じてきたのは、時勢の劇的な変化に比べて、学校の組織はほとんど変わっていないこと。

先生がやるべき優先順位を決め、定時で職責を果たせる仕組みづくりを願っているけれど。

戦後の永いあいだ、時間をかけて出来上がった今の学校制度は、そう簡単に変えられないんだよね。


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