コミティア見本誌会のススメ
今回は同人誌を作るにあたって、初心者がコミティアの見本誌会に行く事をススメる理由を書いていきます。
結論
まず!結論から!
です!
では早速詳しく述べていきます。
見本誌が印刷の見本になる
初めて本を出す時の情報収集は
•インターネット
•人から聞く
が主だと思いますが、見本誌会に行くと、既に出来上がっているお見本がたくさんあります。
つまり何が言いたいかというと、自分が良いと思った印刷をしている同人誌があれば、即座に印刷会社がわかるという事です。
この会社はこんな印刷できる。ということがわかる上に、特殊印刷のパターンならさらに先人の知恵も借りれます!
詳細を知りたい場合、印刷会社のホームページを見て、どんな印刷なのかチェック。
さらにそのホームページでわからなかった場合、そのサークルさんに丁寧なメールを書いて聞くという事もできると思います。
どんな作品が読みやすいかわかる
見本誌会ではプロから素人まで自分達の表現したい事をそれぞれの表現方で描かれています。
コミティアで改めてイラストも漫画も、わかりやすさが大事だと思いました。
例えば
イラストなら
何をしているシーン
どこが一番みせたいのか
色がごちゃついてないか
漫画なら
上の記載プラス
トーンの張りすぎで読みづらくないか
コマの読む順番は自分が思っているように誘導されているか
文字数が多くて読みづらくないか
ストレスのかけ方(ストーリー的な)は過重じゃないか
イントロの部分で読者が置いてけぼりではないか
等がわかります。
いろんな作品が並んでるからこそ、気をつける点が見えてくると思います。
また、逆にこういう見せ方があるんだ!という気づきもあります。
個人の好みもあると思うのですが人間って手を止めて見るのはそのジャンルに興味がなかった場合でも
物語性
わかりやすさ
が手を止める要因だと感じました。
生原稿や、プロットなど、制作工程がみれる(かも)
こちらは、今回(2022/9の)関西コミティアで参加されていた方が提供されていたのですが、柳田ぽんさんが制作工程がわかるものを用意されていました。
キャララフ(設定資料)
ストーリーのざっくりの流れ(テキスト)
コマ割りのネーム
更にクリンナップしたネーム
生原稿
実際に出版した本
等
資料の中にはその作品を作り上げる時の自身の目標等も記載されてました!(アナログで仕上げる!だったかな?)
こういう製作工程は普段、他の方が作品を0から作り出すとき、見ることがなかなかできません。
こういう場で、他の作家さんの考えや手順をみて取り入れてみる機会が得れるかもしれません。
見本誌会でのおススメがわかる
これは見本誌会には各ジャンルごとに会議机が設けられており、その机の中央にお勧めの本を置く場所があります。
実際に見本誌会で足を運んだ方が、じっくり読んだ、そのなかでおすすめの本を積んでいるので、受ける作品とは何かがわかると感じました。
回りきれなかったサークルの本が見れる
自分が会場内で見れなかった本や、見つけられなかった本に出会う事ができます!
あの広い会場(関西コミティアは周りやすいサイズ感ですが)の中で、全てのサークルの見本誌を見ることができないと思いますが、あなたが回れなかったサークルの見本誌が読める可能性があります!
※見本誌をコミティアに出されていないサークルの場合はみれません(涙)
まとめ
コミティアの見本誌で自分が作ろうとする作品に似合う印刷会社や作品に出合える可能性が高い上に新たな考えや、新たな作品に出合えるかもしれない!
自分の作品作りのために一度は行ってみるべし!
と感じました!!
自分の作品、、、イラストや漫画も含めて初めて同人誌を物質的なものを作られる方はイメージが付きやすいので一度足を運んでみてください!
そこには先人たちの知恵と情熱が私たちに知識とモチベをくださいます~!!
では今回はここまで!
よいお絵かきライフを!