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自己紹介

はじめまして。PTのkaikenと申します。
私のnoteでは主に脳卒中のリハビリテーションに関してエビデンスに基づき、一部私見を交えて記事にしていきたいと思っています。
自分自身の勉強のまとめの延長線上ではありますが、若手スタッフ向けに分かりやすい記事を心掛けたいと思いますので、よろしくお願い致します。

経歴

・回復期リハビリテーション病棟に新卒で入職


2016年にPT免許を取得し、回復期リハビリテーション病棟で勤務を開始しました。
1ケース目より脳梗塞で重度麻痺を呈するケースを担当し、長下肢装具の作製や装具療法を経験しました。当時から脳画像や装具療法など脳卒中リハビリテーションに関する外部の勉強会に数多く参加していました。

・訪問看護ステーションでの訪問リハビリテーション業務


回復期リハビリテーション病棟の勤務の次は法人内の訪問看護ステーションに異動しました。医療保険下での訪問も数多く、若年の脳血管疾患や神経難病、重症心身障害児の方々なども経験させていただきました。

・回復期リハビリテーション病棟へ戻る


訪問看護ステーションで2年間経験を積んだ後、まだまだ機能障害に対するアプローチや退院支援を磨きたいという気持ちが強く、回復期リハビリテーション病棟へと戻りました。ここでは脳卒中認定理学療法士の資格を取得しました。また、下肢装具の作製に多数関わり、後輩指導にも力を入れて働いておりました。

・地域包括ケア病棟へ異動


現在は同法人の地域包括ケア病棟に勤務をしております。
回復期病棟よりも脳卒中患者さんは少ないですが、時折急性期・亜急性期の方が入院されることもあります。高齢化に伴い複数疾患を抱える方が多く既往歴に脳卒中があることも。
また、今年度脳卒中下肢装具アドバイザーの資格取得に向けて勉強しています。

現在力を入れていること

当院では外来リハビリテーションにてボツリヌス療法を行っています。
ボツリヌス療法は施注単体では無くリハビリテーションとの併用で効果を発揮することが知られています。
しかし、退院してからの介護保険下では週1-2回のリハビリテーション頻度となっている事が多く、ボツリヌス療法後のリハビリテーション効果が十分に引き出せていないのではと感じています。
そこで、施注後に地域包括ケア病棟に入院していただき、集中的にリハビリテーションを提供出来る体制を整えたいと考えています。
この取り組みに関するご報告も今後行っていきたいと思います。

Noteで行いたいこと

脳卒中リハビリテーションに関わり、自己研鑽を積んで認定資格取得に至る中で、脳画像・評価・予後予測・リスク管理・装具療法・物理療法・痙縮治療などある程度根拠を持って伝えられるようになったと感じています。
また、後輩指導を多く経験する内に分かりやすく伝える工夫も心掛けています。
このNoteでは主に若手リハスタッフ向けに上記の脳卒中リハビリテーションに関する内容を伝えていけたらと考えています。

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