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早朝の空気が私の心を綺麗にする

私は、子供の頃から寝ることが好きで、早起きは苦手でした。
夫や息子たちが笑うほど、50歳を超えた今でもよく寝ます(笑)
けれど、平日の朝は、そんなことは言ってられません。
毎朝、起きてすぐからしなければならない事がたくさんあります。

家族の朝食の用意や洗濯、お弁当、水筒などなど 朝のルーティンです。
やらなければならない事の中で 一番最初に起きるからこそ出来る大好きな仕事があります。

それは、リビングのカーテンを開ける事。

さっと、部屋に日が射すと何か良いことがありそうな気分になります。
冬は、まだ暗いけれど、朝日が射してだんだん部屋が明るくなる。
すると、なんとなく楽しいことの始まりのような気持ちになります。
カーテンを開けて「今日も行きますよ」と、家を起こしているような、そんな感覚です。

次に好きな朝の仕事は、植物の水やり。

朝食を早く作りすぎると冷めてしまうので、夫や息子が起きるちょっと前に作ります。
その間、洗濯機を回したり、お湯を沸かしたり、ご飯を炊いたりと時間のかかることをしながら、手のあく少しの時間でベランダの植物に水をあげていると、必ずトイプードルのひめちゃんが一緒に来て水やりを手伝ってくれます(笑)
ひめちゃんと並んでゆっくり水をあげていると、植物たちが昨日より大きくなっていたり、色が変わっていることに気づきます。
葉っぱの水滴がキラキラ光るのを見たり ゆっくり空が明るんでくるのを、ひめちゃんと楽しむ至福の時間です。

ベランダに出て感じる朝一番の空気は いつも少し硬くて凛としています。
早起きは嫌いですが そんな新しい空気は好きです。

そのあと、食卓に飲み物をセットし、そして、順番にそっと家族を起こします。出来るだけ朝は、ゆったりと起きてほしいから、そっとです。
そして家族の1日の始まりです。

理由はわかりませんが、朝一番の新しい空気の中でする作業が、私の気持ちを綺麗ににしてくれるのだと思います。
短時間でヤサくれだったいつもの私に戻ってしまうのですが(笑) 一日の始まりには朝の透き通った空気で こんな私でも一旦浄化される大切な時間なのです。

なんてことのないオバさんの日常を、最後まで読んでいただきありがとうございました。


#日々の大切な習慣

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