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産後うつの主婦がワンオペ育児を決断した日

こんにちは。

シングルマザー候補生、主婦投資家の怪獣かあちゃんです☆

実は、おかあちゃん、産後うつ経験者です(*^-^*)
(メンタルは現在進行形で弱い☆)

そんな私が、ワンオペ育児にふみきった理由を語っていこうと思います。


産後うつに陥りやすい?ワンオペ育児とは?

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産後うつ経験者の私が選択したワンオペ育児とは、いったいどういうことなのか。

ワンオペ育児とは?
配偶者の単身赴任など、何らかの理由で1人で仕事、家事、育児の全てをこなさなければならない状態を指す言葉である。母親1人を指す場合がほとんどで、「ワンオペ育児ママ」という派生語もある。
引用:コトバンク

以前にコンビニで一人で営業をこなさなければならなかったことから「ワンオペレーション」という言葉がネットで使われるようになったんですって。

出産直後から、慣れない育児に、家事に、ワンオペでやるのはかなりハードルが高いです。
しかも、仕事があれば家事育児にかけられる時間が少なくなってしまうので、いっぱいいっぱいになりやすいと思います。


ワンオペ育児は当たり前!我が家の内情

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絶賛ワンオペ育児中。共働きの我が家の内情はこんな感じです。

〇私
ほぼカレンダー通りのフルタイム勤務。
次女。元自由人の完璧主義者。ややメンタル弱し。

〇夫
シフト制で月に10回ほど夜勤あり。
次男。現自由人。根はやさしいが、プチモラ夫。

○子供
幼児2人兄弟。2歳差。The怪獣。

○環境
私の実家までは自転車でいける距離。両親は共に現役で仕事中。2人とも管理職なので、私たち夫婦より忙しい。


旦那は夜勤ありのシフト制。夜勤の前後は仮眠するので、月の半分以上はいないも同然。

ちなみに、夫の家事スキルはあまり高くなくて、子どもの保育園の送り迎え当番は定着するのに4年かかりました( *´艸`)

トイレ掃除だけは夫の役割にしていましたが、洗剤など用意しておかなかったら1か月ほど放置されました♡


産後うつの私がワンオペ育児に至るまで

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自分の母親が介護職で夜勤のあるシフトだったので、夜勤で片親がいないという生活は、特に違和感はなかったです。

結婚当初は、夫がいない1人の自由時間を満喫できたので、子供が生まれる前も「いないときは自分が頑張ればいいや」と簡単に思っていました。


しかし、子育てナメたらあかんですね(;´・ω・)」


次女で自由人だった私は、自分の時間が取れない、寝れない、会話が成立しない、ミルク→うんち→お風呂→ミルク→うんち→お風呂のエンドレスでいっぱいいっぱいに(汗)

しかも、長男が産まれてすぐに引っ越すことになっていた我が家。
新しい環境、新しい人付き合い、そして育児。+何もしない旦那。


私は思いっきり産後うつになりました。

夫はサポートをしてくれましたが、彼の限界は早かった(ノД`)・゜・。

私の両親が実家の近くに引っ越しすることを提案してくれましたが、私の両親はともに管理職で、朝早く、夜遅く、会社から呼び出しがいつ来てもいいように常に携帯が手離せない。

実家の近くに引っ越した後も、結局は1人で頑張るしかなく、思わぬタイミングで次男の妊娠が発覚し、さらに鬱々してくるんですが、暗くなるのでちょっと割愛しますね(*´з`)

で、ある日気づいた!

「このままでは私は病み続けるしかない。」
         ⇩
「自分で夫を教育する余裕なんてない。」
         ⇩
「夫を教育するより早い方法は・・・?」
         ⇩
「あれ?自分で全部やったほうが早くない?」

はい。ワンオペの神様降臨です(*´▽`*)


ワンオペ育児のコツは『期待しないこと』?

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産後うつの私がワンオペ育児を受け入れたのは、夫に期待している自分に気づいたから。

「子供が生まれたら変わるだろう」
「しんどいことに気づいてくれるだろう」
「このくらいの家事はやってくれるだろう」
「自分のことはやってくれるだろう」
「子供と遊びに行ってくれるだろう」

↑これ、全部『期待』です!(*ノωノ)

夫はことごとく私の期待を打ち砕き、まかせておいたら不備が多すぎて、それをフォローしていくほうが大変!
エネルギー消費はおそらく3倍!!(個人の感想です♪)。

結局、夫が家にいてもいなくても、「私のやること変わらへんのちゃう?むしろ、夫がいるほうが負担増えてへん?」と気づいてしまったのです!


⇩ワンオペ主婦のタイムスケジュール

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赤字は私がイライラしている時間なのですが、夫が家にいないほうが、スムーズに事が進行しイライラ時間が少ないことにお気づきだろうか?(笑)


ワンオペ育児を防ぐには「夫を育てること」「期待しないこと」が通説

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ワンオペ育児をからの育児ノイローゼ、産後うつ防ぐ方法として、妻側ができることとしてよく言われているのが、
「夫を大きな子供と思って育てる」
「夫に期待しない」
という2択。

でも、『夫を育てる』ってなんなん?(; ・`д・´)


大人やし結婚して子供出来たんやーん。
なんで男だけ急に子供に戻るねーん( ;∀;)

世のおかあさんたちは、小さい命抱えてがんばってる。
戦力になると思っていた相棒が、急に大きな子供になるとか意味不明。
それが「当たり前」の世の中になっていることが意味不明。


私は2択のうちの後者を選びました。(・ω・)ジブンノコトハ ジブンデシ‐ヤ


我が家は最初から夜勤で夫がいない日々があったので、「やろう!」と思ってから覚悟を決めるのは早かったです。

日々の家事、子供の保育園、習い事の送迎や休日のおでかけ。

基本的に夫は関与せず、決まったことを報告していく。

自分のペースで自分のやりたいことを決めるので、そんなに苦じゃありませんでした。

もともと自由人の次女ですからね(*^-^*)

でも、ただ日常のことをすべて一人でこなしていくには限界が必ず出てくるものです。


ワンオペ育児で孤独にならないように工夫したこと3つ

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ワンオペ育児の何が辛いって、すべてが「孤独」になることと、自分の時間が無くなること。

マイペースと孤独は全く違うもので、マイペースっていうのは自分に決定権があるけれど、孤独って必然的になるもの。

それをいかに「孤独」にならずにクリアしていくかが課題。

なので、3つのことを工夫しながらワンオペ育児にトライしました。


1.頼れるものは頼る

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『人』
子どもが小さかったので寝不足になった時は大変でしたが、週末は実家を頼ったりしながら、孤独を阻止!

実家に甘えられるだけいいやん、休める時間があるだけいいやんって思われるかもしれないけど、両親には会社から呼び出し電話がかかってくるから、実家訪問してすぐ「ごめん!今から出るわ!」とかは日常茶飯事。

そういうときは、体力のありあまる子供たちをなんとか疲れさせるために、公園や商業施設のテーマパークに連れて行ったりしてました。

自分で遊べるようになると、この辺はぐっと楽になります!

習い事を入れて、休日は数時間だけの保育園替わりにしたり、月に1回程度は職場の同僚と遊ぶ計画を入れたり。

週末をなんとか乗り切れるようにしていました。

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『物』
平日は、週に1~2回は夕食をお惣菜やレトルトにして時間をお金で買う!
旦那に文句を言われるから、旦那が夜勤の時を狙う!(笑)

ご飯づくりを乗り切れば、あとはお風呂に入って寝かしつけまではルーティーン!

お風呂は、とにかくお風呂用のグッズが必需品!
新生児や乳児がいるときはお風呂用のチェアに寝かせたり、立てるようになっても転ぶと溺れるので、バケツ(!)にお湯を入れて待機させたり。

自分の体がゆっくり洗えるようになったのは、1年前くらいから。お風呂用のおもちゃを入れて、兄弟で遊んでくれるようになってからです。

入浴剤やお風呂のおもちゃは必須アイテムですね♪


2.ショートスリーパーならぬ「ショート息抜き」を極める!

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フルタイムで働いて、家事育児して、週末も子供と一緒。
自分の時間なんて、どうにか捻出しないと確保できません。

3ヵ月以上美容院に行けないとか普通。

子供が熱を出して平日の休みがつぶれるとか普通。

乳児と幼児をお風呂に同時に入れて、化粧水もつけないまま子供を着替えさせて、寝かしつけまでノンストップとか普通。そしてそのまま寝落ち(笑)

何事も計画通りに進まないと割り切って、隙間時間を活用することに!

例えば、
・お弁当に自分の好きなものばかり入れる(笑)
 →職場の昼休みが楽しみになります!
・電車や車の移動時間に趣味の手芸をする。
 →マフラー編めます!
・家事の合間に子供を抱っこして一緒に子供番組を見る
 →座れるし、子供と触れ合える時間も確保!
・子供が習い事に行っている間に、漫画読んだり、買い物に行ったり。
 →親が何してるかガラス窓から見えるので、子供からは不評でした(;^ω^)
・時間のある時は寝る!
 →体力回復に努めます。疲れてイライラして子供にあたるのを予防!
・旦那が飲み会に行くのを快くOKする。
 →自分の時間作り放題です(笑)


隙間時間で息抜きをしていくことで、常にイライラすることは減りました。

私が特別要領が良いとかではなく、現在も試行錯誤の毎日です。

でも、この努力があったことで、現在こうしてnoteやブログを書く時間を捻出できているのだと思います。


3.とにかく子供と楽しむ!

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私はもともと超インドア派ですが、怪獣息子2人は家の中でじっとなんてしてられません。

「おかちゃん(おかあちゃん)、おいれ(おいで)?」と2歳前の次男まで外に母を連れ出します(笑)

こけたりしないか、変なもの拾って食べないか、ハラハラどきどきしてましたが、彼らはそんなことお構いなし!好奇心旺盛!

外で遊んでるほうが、いい顔するんですよね。

なので、私は趣味を増やしました!
アウトドア、キャンプです!

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1から何かを作る作業(手芸とかDIY)は好きだし、もともと夫もアウトドアしたいって言ってたので、それを期にキャンプをすることに!

キャンプをいろいろ調べていくと「部屋を外に出す」って感覚の人が多くて、テントの中で本を読んだり、焚火で料理をしたり、インドアな私にも実は合っていました。

(虫嫌い!土嫌い!太陽嫌い!って人にはおすすめしませんが( ;∀;))

こどもって、外にいたら、ずーーーーーーーっと走ってる。
「え?大丈夫?モーター壊れてない?」ってくらいずーっと走ってる。
止まらない(笑)

おもちゃの使い方がわからなくて「おかーさん!」って呼ばれることもないし、テレビのリモコンのボタン触ってチャンネルがかわってしまって「おかーさん!」って呼ばれることもないし、ちょっとコケて怪我しても、楽しいから泣かないし(これが一番びっくりした!)

準備さえしてしまえば、ご飯の段取りさえしてしまえば、洗濯も掃除もしなくていい、汚れても気にしなくていい。
子供たちは自然と戯れて、大人はのんびりし放題なキャンプ。

何これ、天国?(ノД`)・゜・。

キャンプは我が家の定番になりました。(ま、準備も片付けも夫は何もしないけどね☆)

キャンプに行けないときも、家の外で遊ぶ子供たち。
家事の合間に、見守りがてらキャンプギア(グッズ)の手入れをしたり、新しく買ったテントを張ってみたり。
キャンプを始めたことで、自分も子供も楽しめることが増えました。

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あと、家事をするときには積極的に子供を巻き込みました。洗濯ものをたたむときにキレイにたたむ競争をしたり、長男専用に包丁を買って料理を一緒にやったり、ごみ捨てに行くときにはタンポポや、ダンゴムシを一緒に探したり。

日常的に子供と楽しめるように考えました。今では洗濯物を干すときに、自主的についてきてくれて、洗濯かごから1つずつ出して渡してくれます。
(↑これ地味に助かる♪)

子供を家事に巻き込むことで、少なくとも「1人でやってる感」は減りました。ワンオペ隊長に助手が2人ついたのです(笑)

これで、こどもが家事好き男子になってくれたら万々歳。しかし、期待はしないぜ☆


まとめ:ワンオペ育児は頑張らない方法でコツをつかんでいく

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ワンオペ育児になってしまう理由は人それぞれ。

・共働きで夫の残業が多い。
・専業主婦で夫が単身赴任。
・離婚してシングルマザーになった。
・夫が家事育児に興味がない。

女性だけではなく、男性も同じ状況になることは考えられますよね。

私がワンオペ育児をやれているのは、いろんな要因があったと思うので、他の人が同じことをやってみてもうまくいくとは限りません。

だって、誰かが家にいたらちょっとくらい期待しちゃう。
『大人』なんだし,話し合っていろいろすり合わせていくのが普通。

でも、悲しいかな、うちの旦那は話し合いの土俵にすらあがらないっ( ;∀;)

私にはワンオペ育児以外の選択がなかったのかもしれません。


環境面でどうしてもワンオペ育児になってしまう人は少なくないと思いますが、一つ言えるのは、「子供がかわいくない」って思う前に、自分から誰かに「助けて」って言うことが大事。

私の場合は実家の両親や同僚です。

「ちゃんとした母親になろう」「他の人ができてるのに」って思うのは完璧主義。甘えられない産後うつへの道を走ることになります。

専業主婦の方なら週に1~2回。
平日休みのあるワーママなら月に1~2回。
1人時間をスケジュールにいれると良し!

子供が熱を出したり、自分の体調が悪かったりで予定変更になったときに、次の予定があると「次があるから頑張ろう!」と思える♪
本当にこれは大事やと思った!(><)

あとは、日常生活の中で、自分が頑張りすぎないように使えるものは人でも物でもつかっていく。自分がちょっと楽できる道を探す。
それに尽きる気がします。

あとは、子供と時間が解決してくれる! と、信じたい!(*ノωノ)



最後まで読んでいただいてありがとうございました。

シングルマザー候補生、主婦投資家の怪獣かあちゃんでした♪

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