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東京 完

続きになりますが…
この時の記憶は、私の中で、曖昧になって、上手く説明が出来なく、ごめんなさい。

高校受験の為に、東京に向かった私は、社長のマンションに、2人きりで、泊まらなければいけない状況になっていました…

社長は、私を歌手では無く、モデルとして売って行き、のちに、歌も出せる様にと考えてると

当時、宮沢りえちゃんの、フンドシ姿の写真が話題な時期でした…

宮沢りえ、観月ありさに続くフジカラーのイメージモデルのオーディションがあると話して、フンドシ姿に近い写真を、今、撮るから、脱げるか?と言ってきたんです…

どういうニュアンスで、どういう風に言われたかは、はっきりと覚えていませんが…
そのくらいの、度胸があるのか? みたいに言われたと、思います

はっきり覚えているのは、『今、脱げるか?』

スタジオでも無い、マンションの一室、2人きり

の中、裸の写真を撮る…

不安が私を襲い、

信頼していた社長の事を、一気に、疑いの目へ

と変わって行きました。


その、話題になった写真の宮沢りえちゃん


私は、『嫌だ』と言いました…


『出来ない』っていいました…

長い、やりとり、なかなか寝かせて貰えず、しつこく言われ続けましたが、私は、やりませんでした…

そして、
試験前日、その日は、住む事になるであろう部屋に、1人で居ましたが…

夜、部屋に、社長がやって来たんです。

やりとりは、全然覚えていませんが…
今、私の記憶にあるのは…

飲んでごらんと差し出されたのは、

甘く、コーヒー牛乳の様な味…

カールアミルク カクテルでした…

大人の今でも、私はお酒が、全然飲めません…

15歳の私に、お酒を飲ませ、訳がわからない

状況の中、布団に寝かされ、布団の中に入って

来ました…

怖く、クラクラしながらも、かなりの抵抗をして、なんとか、必死に、家を飛び出し…

逃げ出したのです…

気づいた時には、公衆電話から、中学の友達

に、泣きながら電話し、『助けて!帰りたい!』と叫んでいました!

次の日は、堀越の受験…

私は、白紙で提出しました…

友達は、私の両親に、電話をしたらしく、すぐ私を、連れ戻して欲しいと、昨晩の話しをした様で、それを聞いた、父が、激怒し、社長に電話し、『本当の話なら、訴えるぞ!』と言い、おおごとな、事態に…

私は、マネージャーと言われる女の方と、話しをしました。彼女は、事の事態に、焦っている様子。

昨日の出来事は、本当なのか確認され、彼女に、全て話しました、覚えている記憶は 『私が、これから、みどりちゃんを守って行くから』心配しないでと、言われた事…

社長にも、呼び出され、父に、友達の話は、嘘だと話すように、言われました…
何をどう言われたかは、覚えていません…

とにかく、おおごとに、してはいけない…

両親を心配、悲しませさせたくは無い…

もう、ここには居たくない…

でも、少し迷ってる自分がいます…

ずっと応援してくれ、社長を信用し、沢山の

お金を使い、もはや、その夢は、私だけの夢

ではない様な気がしていたから…

ここまで来て

このまま、逃げ出していいのだろうか…

でも…

 

私は父に

帰りたいと友達に、泣きながら電話して、社長の話は、帰れる様にする為、友達がついた嘘だと言いました…


もちろん、受験も不合格…

全てが、終わりました。

札幌の高校は、考えていなかった為、担任の先生が、何とか、間に合う私立の女子高の手続きをしてくれ、札幌の高校に通う事は出来ました。感謝しています。


私の小さい頃からの夢…

私は、本気で、歌手になりたかったのでしょうか?…

心から、歌が好きだったのでしょうか?

実際の所、たいした上手い訳でも有りません

私の夢は、両親の夢…

今、思い返すと、

両親の自慢の娘である事、

期待に応える事が、喜んでくれる事が1番の目標

となっていき、それが自分の夢だと、勘違いしていたのかも知れません…

全てが白紙に、なっても、全く後悔はありませんでした…

でも、1つだけ後悔している事があります…


父に、社長の話は、友達がついたウソだと言ってしまった事…

助けてくれた、みんなの事を…

嘘つきにしてしまった事…


本当にごめんなさい…

そして、ありがとう…

今でも、仲良くしている大切な友達…私は、みんなが、困っていれば、全力で助けます。  この先もずっと…


            どいちゃんでした♡


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