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【地歴日記 #16】 難攻不落の山城 月山富田城

こんにちは。前回は石垣山城について書いた中2部員です。

前回書いた記事をご覧になりたい方は下記のURLからご覧ください。

今年も無事1学期中間テストが終わったので、いよいよ中1部員が入ってきます。

今年もたくさんの中1部員が入ってきそうです😁


さて、本題に入りますが、今回も城について書いていきます。

今回は、月山富田城という城を取り上げていきます。

前回の石垣山城よりも知名度が低いかもしれませんが、この機会に月山富田城について少しでも知っていただければ幸いです。


月山富田城は、現在の島根県安来市にある山城です。

標高183.9mの月山という山の頂上にありました。

戦国大名である尼子氏が本拠地とした場所であり、山陰・山陽制覇の拠点としていました。

月山富田城は難攻不落として戦国時代屈指の要害でありました。

その月山富田城の防御力を支えていたのが「七曲がり」であります。


上から見た七曲がり

この写真から分かる通り、すごく急な坂であります。

月山富田城の主郭部まで行くには、この七曲がりを通らなければなりません。

私も登りましたが、登り切った時には息が上がっていました。

さらに兵士たちは30kg程度もある鎧を身につけて登り、その上で戦わなければならなかった。

その上、この七曲がりに辿り着くまでもかなり急な(七曲がりほどではないが)坂を登らなければならなかった。

そのため、兵士たちは相当苦労を強いられたのではないかと思います。


そして、登りきって本丸到着!


と思いきや、そこに現れたのは三の丸

ここで三の丸を守っている敵を攻略しなければなりません。


そして、そこから二の丸へ移動し、今度こそ本丸に到着!


と思ったが、現れたのは大きな堀切。

この堀切の中にいる攻撃方は守備方の格好の的。



そして堀切を超えるとやっと本丸到着!


このように月山富田城には素晴らしい仕掛けがたくさんあるので(今紹介した以外の仕掛けもあります)、機会があればぜひ行ってみてください。

ただし、本丸まで最も近い駐車場でもかなりの距離がありますので、登る際は、スタミナ切れしないように頑張って登ってみてください。


駐車場から見た三の丸の石垣

ではまた。


毛利に最後まで抵抗し続けた山中鹿介の像

本丸付近からの絶景