【考察】ゼノブレイド3DLC 新たなる未来
次回作への伏線を整理
ゼノブレイド3のDLCでも、世界の謎が全て明らかになったわけではない。
しかも、新しい謎も出てきた。
それらの内容をまとめ、次回作のストーリーを予想してみる。
それに伴い、ゼノシリーズの他作品、ゼノギアス、ゼノサーガ、ゼノブレイドクロスの話も参考にする。
新しい謎 ~ラジオと最後の光と~
1.ラジオ
・アルファの記憶空間の中では、ゼノブレ1と2の世界に分裂する前で、かつ平和だった頃のクラウスの世界が描かれた。
・そこで流れたラジオから当時の状況が推測できる。
2.地球種汎移民計画(ゼノブレイドクロス、ゼノギアス)
・地球種汎移民計画が報道された。
・同じ名前の計画がゼノブレイドクロスに出ている。
・地球の生命は巨大移民船(後述)で運ばれる。
・クロスの時と違い、計画の目的は報道されていない。
・もし、コアクリスタルがあれば生物の輸送コストの削減につながる。
・コアクリスタルには地球にいたすべての生命の情報が入っている。
3.巨大移民船
・すでに8隻が飛び立った。合計で300万人が宇宙に行った。
・8隻目の名称はイカロス。48万人を乗せ「いて・りゅうこつ腕イータ・カリーナ(実在する星雲)」に向かった。
・9隻目以降はフィラデルフィア級と呼ばれる150万人が乗れる船が用意される予定。
・13隻まで飛行し、合計1000万人が宇宙に向かう予定だった。
・フェラデルフィア級はゼノギアスのエルドリッジと同じ等級である。
・地球からイータカリーナまでの距離は6500~10000光年。
・恐らくゼノサーガのU.M.N.(≒ どこでもドア)やゼノブレクロスの「超光速移動できる移民船」にあたる技術があったはずである。
4.ヴェクター社 ラジオの製造会社
・ラジオの筐体にゼノサーガのヴェクター社のロゴが映っている。
・ゼノサーガにおいてヴェクター社は世界最大の企業で、U.M.N.の開発も行っている。
5.サルワートル人権擁護法案(ゼノサーガ)
・サルワートルという組織が議会に提出した、人権擁護法案について語られた。法案内容は報道されなされなかった。
・既に色々と物議をかもしていた。
・13の自治州から反対され、司法省第七特別人権委員会(元ネタ不明)から、廃案も視野に入れ審議されていた。
・サルワートルは、2終盤の回想シーンで出てきた反政府軍である。
・元々は反政府組織ではなかったようだ(下写真の回想シーンとは違い、ラジオでは”反政府軍”として呼ばれていなかった)。
・サルワートルの元ネタはゼノサーガに存在し、こっちではザルヴァートル派となっている。
以下はゼノサーガの話。
・ザルヴァートルは遺伝的調整を受けた子供(デザイナーズチャイルド)の事。
・最初に生まれたとあるサルヴァートル(後述)に賛同していた人間たちはザルヴァートル派と呼ばれている。
・ザルヴァートルは、ゾハル(≒ゲート)を持った団体に対抗するための生物兵器である。
以上がゼノサーガのザルヴァートルの情報。
・それらの元ネタから、サルワートルが提出した法案はデザイナーズチャイルドが関わっていたと思われる。
・法案の最終的な可決・否決が戦争へと繋がったのかもしれない。
・さらに、サルワートルはクラウスの回想で描かれたように、トリニティプロセッサとデバイスを持っていた政府を圧倒するほど強かったので、よほど特殊な存在であったと思われる。
6.ミーノース議員:ディミトリ・ユーリエフ
・サルワートル人権擁護法案に対して声明を出していた人物として、ここでディミトリ・ユーリエフの名が報道されていた。元ネタはゼノサーガで登場した同名の悪役。
以下、ゼノサーガでの話
・ゼノサーガのディミトリは星団連邦枢機院という組織の元議員であった。
・世界で最初に生まれたのサルヴァートルである
・後に彼自身もU.R.T.V.(生体兵器)と呼ばれるサルヴァートルの一種を生みだす。
以上がゼノサーガでの話
・ゼノブレイドでのユーリエフはミーノース自治州議員【注1】だった。
・声明の内容は語られずにラジオは終わってしまった。
・元ネタから察するにサルワートルに対して賛成を示した可能性が高い。
・そうなると、ミーノースの議員がサルワートルを支援したことになる。
・ミーノース自治州はサルワートルに加勢したと思われる。
・ゼノブレイドの彼も何か生体兵器の様なものを作ったのか?
・今までのゼノブレイドシリーズに出てきた生体兵器の様なものは、今のところ2のブレイドが一番近いかもしれない。
・モルスの地に出てきたグルドゥはユーリエフの実験の被検体だったのかもしれない。
・ブレイドの素体であるコアクリスタルも彼が開発したものなのかもしれない(クラウスは自身が作ったとは実は明言していない。2の最終章 中盤を参照)。
・コアクリスタルは元々は人の脳細胞の代わりとなる物として作られた。
・ユーリエフはコアクリスタルをなんらかの生体兵器の脳として開発しようとしていたのではないか?
・また、ゼノサーガの彼は人の体に憑依し新しい体を得ることが出来た。
・もしかしたら彼はまだ、どこかで生き延びているのかもしれない。
7.EDで飛来してきた光
・このシーンはゼノサーガ3のエンディングと構成がとても良く似ている。
・この船がゼノブレイドクロスの白鯨であることは無い【注3】
・ラジオの内容から考えれば、地球種汎移民計画の帰還した船と思われる。
以前から残っていた謎
・ゲートとは何か?
・これはゼノギアスとゼノサーガにおけるゾハル(正確にはカドモニを積む前のMAM)とよく似ている。
・ゾハルの元ネタは「映画 2001年宇宙の旅」のモノリス。
・モノリスに関しては魁種族と呼ばれるゼノギアスの波動存在によく似た宇宙人が作ったことが明かされている。
・元ネタに沿えば、波動存在がゾハルを作ったのが自然に思える。
・今のところ、ゼノブレイドにおいて波動存在に似た存在は登場していない。
・ゲートが地球に現れた理由は劇中でも明らかにされていない。
・クラウスが死んだ事によりどこかへ消えたが、クラウスに執着していた理由も不明。
・マルチバースとは
・クラウスによると世界は複数存在し、互いに知覚しないまま重なり合っていらしい。
・これは他のゼノシリーズの世界の事を言っているのかは不明。
今後、書籍等で明言される と思われる軽い謎
1.霧の獣とは結局なんだったのか?
・アルファの眷属という程度の物かもしれない。
2.終の剣(拳)とプネウマ・ロゴス
・プネウマのコアがマシューのブレイドに内蔵され、そしておそらくノアのブレイドに受け継がれた。
・ロゴスのコアがNのブレイドに内蔵されていることが分かる(ラスボス戦後のレックスの「あいつら」発言から)。
・これらのコアが何故この3人にいきわたったのかは明らかにされていない。
3.シュルクやレックスは何歳だ? リベレイターの寿命について
・オリジンの中に吸収されなかった人間たちは恐らく寿命が止まる。
・リクとメリアはアイオニオン誕生時から姿が一切変わらなかった。
・リベレイターの中で本編に出なかった人物はおそらく戦死した。
次回作への期待
3の最後でやっと取り戻せた本来の地球。ゼノギアスとゼノサーガは、地球がロストエレサレムと呼ばれ詳細不明の星になっている。両作品における最大の謎であるにもかかわらず、詳細は明かされないまま続編は途絶えた。次回作でこの新しく生まれた地球が舞台になるなら、両作品におけるロストエレサレムはどういう星だったのか、考察の材料、または解答を与えてくれるかもしれない。
注釈
【1】
・123とクロスは違う世界であると考えられる。以下の2点により、123の地球はクロスの地球とは違うと私自身は。
1.クロスの異星人との戦争は西暦2054年に行われていた。クラウスの時代は西暦20XX年である。もし異星人の戦争があれば、クラウスがゲートの実験を起こして地球を壊す前に起きていたはずである。
2.3-DLCの最後に生まれた地球は西暦2054年をとっくに過ぎているから、あの星の未来で異星人たちの戦争が起きるとは思えない。
また、注釈3から、123の地球は惑星ミラである可能性もない。
【2】
・ミーノースはラダマンティス(世界樹)のほかにあった宇宙タワー。
・もう一本、アイアコスというタワーもあり、宇宙タワーは全部で3本あった。
・クラウスの実験でラダマンティス以外の2本はおそらく消えた。
【3】
・惑星ミラが123の新たな地球であるなら、人間たちがたくさんいてもいいはずだが一切いない。
・また、惑星ミラ周辺の宇宙空間はとても狭いのに対し、123の地球があった場所は元々の広大な宇宙であったため、 123の地球 は 惑星ミラではない。
【おまけ】ラジオの内容の写し
引用元:https://pug.5ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1682433860
23名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 8be2-UqTC [153.201.136.209])2023/04/28(金) 13:42:12.39ID:nnwVRbbn0
・ラダマンティス第一宇宙港より第八次地球種汎移民計画の母船イカロスが48万人の移民団を乗せ、いて・りゅうこつ腕イータ・カリーナに向けて旅立ちました。
・イカロスは地球種汎移民計画8隻目となる恒星間移民船で、イカロスを含めこれまでの移民団の合計は300万人
・総合政府は本年度中に第十三次まで移民を計画しており、第九次以降は7月に就航する新型の超長距離恒星間移民船フィラデルフィア級が母船として配備されるとのことです
・フィラデルフィア級の搭乗人員数は最大で150万人。計画が予定通りに推移すれば総計1000万人の人々が宇宙に旅立っていくこととなります。
・昨夏より議会に提出されていたサルワートル人権擁護法案についてです。・この度 13の自治州から法案反対の請願が出されたことを受け、司法省第七特別人権委員会は、再度法案の妥当性を審議すると共に、場合によっては廃案も視野に入れた議論を進めていくとこのです。
・これまで色々と物議をかもしてきた法案なだけに今後の政府及び委員会の動向が気になります。法案が法案だけにすんなり可決といかないのでは?と危惧していましたが、それが現実のものとなりつつあります。
・ではここで本件に関してミーノース自治州議員ディミトリ・ユーリエフ氏から声明が出されておりますのでそちらをお聞きください
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