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全就活生に告ぐ! ~成長するために「やりがい」って必要ですか?~
人によって仕事のモチベーションは様々ですが、その主な要因には次の3つがあると感じています。
それは「やりがい」と「お金」と「時間」です。
この優先順位は、その人の考え方やライフワークによって変わってきます。
生活費が必要な人は「お金」、育児がメインの人は「時間」といった感じです。
では、新社会人になるような人はどうでしょうか?
これも、人それぞれです。
しかし、人事に関わる人間からすると「やりがい」を優先することがお勧めです。
言い方を変えれば「お金」や「時間」以外のことを重視するということです。
なぜならば、これからはIT技術の進化により、システム化やロボット化が進み、人が少なくても困らないような工夫をしていく時代になります。
そうすると、最初に入った会社の待遇(お金や時間)が良くても、ずっとその会社で安泰という時代ではなくなるのです。
一方で、人不足が進む中で「この人は絶対に欲しい」という人材に対しては、企業の取り合いになります。
取り合いになるということは、当然良い待遇で迎え入れてくれる会社が出てくるということです。
だから様々な意味で自力があれば、待遇なんて勝手についてくる時代になるのです。
こんな風に私は「やりがいは大切だ」と思っていたのですが、その考えを根底から覆されたことがあったのでご紹介します。
それは・・・
当社の「夢シート」という制度で「やりがいは感じているか?」という質問があります。
ここで数人が「やりがいを感じない」と答えていて、その背景を面談で聞くと、私にとっては意外な答えが返ってきました。
それは「やりがいは感じていませんが、仕事も楽しいし、周りの人にも感謝しています」というポジティブな答えでした。
続けて「仕事なので、任されたことを全うすることだと思っています。だから仕事にやりがいがあるとかないとかなんて考えたことがありません」というコメントが返ってきましたし、何よりもその社員は生き生きと仕事をしているのです。
だから成長していくタイプには「やりがいを持って自分で前に進む人」もいれば「やりがいを感じていなくても目の前の仕事に全力で向き合う人」もいるのだと実感しています。
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